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新年の目標を達成するための3つのステップ

来年もまた同じ目標を繰り返さないために

2013年12月24日(火)

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 年末になり、新年の目標・抱負を考え始めた人も多いかもしれない。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのガラッド・ブライアン講師らの論文によると、元旦にたてた目標が実現される可能性はかなり低い。

12%の人しか目標を達成できない!

 2007年にイギリスで行われた研究では、元旦に目標をたてた3000人を追跡調査した。52%の人達が目標を達成できると自信を持っていたにも関わらず、目標を達成することができたのはわずか12%の人達だった。2008年の目標と2009年の目標を比較した別の研究では、60%の目標が繰り返されていたことが明らかになった。半数以上の人が、連年同じ目標をたてて挫折しているのである。

 どのように新年の目標をたてれば達成できるのだろうか。米スタンフォード大学にPersuasive Tech Labを設立したB.J.フォグ博士は、目標を達成するために必要な3つのステップを提唱している。

目標達成には必要なステップがある

 1つ目のステップは、適切なターゲットを設定することである。現実的でないターゲットを設定しても達成できないし、目標が多過ぎてもいけない。そして、目標がより具体的であるほど達成しやすい。2つ目のステップは達成をより可能にするために工夫すること。そのために2つの方法を提案している。第1の提案は、目標を分割することだ。

 来年末までに150万円貯めるという目標をたてるよりも、毎月最低10万円貯金してボーナスの時は多めに貯金するという目標をたてる方が実現しやすい。第2の提案は、目標を達成するための環境づくりをすることだ。

 2012年3月のFast Companyの記事によると、社員の行動に変化を促すため行動経済学のコンセプトを取り入れている米グーグルでは、社員の健康な食生活を実現するため、6つの工夫をしている。第1の工夫は、M&M(チョコレート)を不透明の入れ物に入れ、もっと見やすい透明の入れ物には乾燥フルーツやナッツなどのより健康的なスナックを入れることである。2013年9月のTIME誌の記事によると、2000人のスタッフが働くニューヨークのオフィスでは、7週間の実験中に合計でM&Mの消費が310万カロリー減少した。

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「新年の目標を達成するための3つのステップ」の著者

田中 知美

田中 知美(たなか・ともみ)

合同会社エッジ代表

米ハワイ大学経済学科博士課程修了。カリフォルニア工科大学ポスドク、アリゾナ州立大学助教授、慶応義塾大学特任准教授などを経て現職。専門は行動経済学・政策実験。1969年長崎県生まれ。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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