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北朝鮮に「四面楚歌」と嘲笑された韓国

読者からの質問に答えて(6)

2013年12月26日(木)

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 南北いずれもが米中間での二股外交に動く――。複雑怪奇な様相を見せ始めた朝鮮半島を読者と読み解く。

米国から叱られた南

北朝鮮が韓国を「四面楚歌」と嘲笑った、ということですが(「北も南も二股外交」参照)。

鈴置:2013年12月13日の朝鮮中央通信です。同じ日に張成沢の死刑宣告と即時執行が発表されたので、ほとんど注目されませんでしたけれど。

 北の対南宣伝組織である祖国平和統一委員会のスポークスマンが「南が四面楚歌に陥った」ことに関し記者の質問に答える、という形式の記事でした。要旨は以下です。

・先日、南朝鮮を訪問した米副大統領は朴槿恵に会い、対米追従を露骨に強要した。

・日本は首相まで登場し、傀儡(韓国の政権担当者)どもと一連の懸案で摩擦が起きていることを当てこすって、愚かだの何だのと非難嘲笑、朴槿恵に対しても「悪態をつくおばさん」と手ひどく嘲弄した。

・傀儡一味は「信頼外交」だの「(米中間での)均衡外交」だのと浮かれていたが、執権1年もたたぬうちに周辺国から冷遇と嘲笑の対象となり、果ては「誰の側に立つのか」と二者択一を強要される境遇に陥った。

・南朝鮮のメディアは「明成皇后(閔妃)が列強の勢力争いに巻き込まれ、引きずり回された時が再現された」と慨嘆した。

・ぶざまなのは、朴槿恵がこのように侮辱されても米国というご主人様に媚びたことである。事大と屈従がもたらすのは悲惨な終末だけだ。

南の心情を見透かす北

激しい言葉が並びますね。

鈴置:いつもこんなものです。韓国メディアの口調も激しくて、日本の水準からすると掲載できないような表現がありますが、北朝鮮の口汚さはそれ以上です。

 北朝鮮は韓国メディアもよく研究していて、そこに映し出される南の精神的動揺を見逃しません。

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中国という蟻地獄に落ちた韓国

まるで中国という蟻地獄に落ちたかのように、
その引力圏に引き込まれていく韓国。
北の核威嚇で加速する韓国の「従中」は、
日米との同盟に引き返せないところまで来てしまった。
日本は、米国はどう動くのか。


第1弾『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』に
続編が登場。最新の情報が満載です。

コメント7

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「北朝鮮に「四面楚歌」と嘲笑された韓国」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO(最高経営責任者)