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和食と漫画・アニメの意外な関係

「銀の匙 Silver Spoon」が日本食文化の世界的発信に寄与と大賞受賞

  • 廣川 淳哉=日経デザイン

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2014年1月15日(水)

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 2013年12月4日、ユネスコの無形文化遺産に「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録された。日本の無形文化遺産登録は、歌舞伎や結城紬などに続く22件目で食文化としては国内初となる。日本政府は登録に向けての提案概要として「新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重」「栄養バランスに優れた健康的な食生活」「自然の美しさや季節の移ろいを表現した盛りつけ」「正月行事などの年中行事との密接な関わり」を和食ならではの特色として挙げた。

 農林水産省の2006年の資料によると、日本食レストランは世界で合計2万5000~3万店舗あるという。こうしたレストランには伝統的な和食だけでなく、ラーメンやカレーライスといった他国の食文化と結合した日本食を扱う店舗も含まれる。和食・日本食は、すでに多くの国々で親しまれており、今回の無形文化遺産登録は、こうした多様な和食文化が、今後数年、改めて世界から注目を集める大きなきっかけになるはずだ。

日本食を海外に発信する動きが活発化

 この機運を後押しすべく、海外に和食文化を発信する取り組みがいま活発化している。その1つが、2015年5月1日から10月31日までイタリアのミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」に日本政府が「日本館」を出展する事業。博覧会の主なテーマは「食」。日本館は「Harmonious Diversity(共存する多様性)」をテーマに掲げ、和食や日本の農業などをアピールする。

2013年12月17日、イタリアのミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」(2015年5月1日から10月31日)に日本政府が出展する「日本館」の記者発表会に出席した林芳正・農林水産相。松島みどり・経済産業副大臣と日本館サポーターのきゃりーぱみゅぱみゅさんを挟んで
Contents Award of Japan Food Cultureの大賞に輝いたのは「銀の匙 Silver Spoon」 (C)荒川弘/小学館・週刊少年サンデー

 博覧会開催まで500日となった12月17日に、農林水産省は日本館の概要を紹介する記者発表会を実施した。発表会では、林芳正・農林水産相大臣が「万博に参加するということは我が国の農林水産業、食品産業、食文化を世界に理解してもらう絶好の機会だと思っている。折しも、ユネスコで(和食が)無形文化遺産の登録をもらった。その勢いをもって、このミラノ博に乗り込んでいきたい」と意気込みを語った。

 日本食・食文化を海外に普及させる事業としてもう1つ注目したいのが、農林水産省が主催した日本食文化の世界的発信に寄与する優良コンテンツを表彰する「Contents Award of Japan Food Culture」事業。日本食・食文化を海外に伝え、日本食材や和食への需要を高めるうえで有効な漫画・アニメを審査のうえ選出し、海外に向けて発信する。この表彰式が12月8日に東京・霞が関の農林水産省で行われ、大賞に漫画「銀の匙 Silver Spoon」が選出された。

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