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10兆円を宇宙エレベーターにかけるワケ

大林組・宇宙エレベーター建設プロジェクト(3)

2014年1月16日(木)

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宇宙へ行く方法といえばロケット。だが、ずっとコストのかからない“宇宙エレベーター”をつくる話がいま注目を集めている。本当に実現できるのか。実現するとしたらいつなのか。民間企業ながら専門のプロジェクトチームを立ち上げ、研究者から「一番リアリティがある」とも評される構想を発表した建設会社の大林組に行ってみた!(文=川端裕人、写真=藤谷清美)
アース・ポートの鳥瞰図。(画像提供:大林組)

 宇宙エレベーターは、約10万キロメートルにわたるケーブルの一端を地球上に固定し、要所要所に構造物をつくる。地球上の部分はアース・ポートと呼ばれる。一方、ケーブルの途中にある諸施設の中で最大で最重要なのが静止軌道ステーションだ。

 まず我々に近い側にあるアース・ポートから見ていこう。これは直訳すれば、地球港といえるもので、石川さんたちの想定では、陸地から10キロほど離れた海上に設置される。その間は、海中トンネルで結ばれる。陸側には宇宙旅行に行く前に滞在するホテルやリゾートの類が当然のように建設されるだろう。通常の(つまり、宇宙へ行かない飛行機用の)空港も併設されるはずだ。

 そして、トンネルを抜けたら、そこは地球港だった、というわけだ。

アース・ポート全体図。(画像提供:大林組)

 「アース・ポート自体は、そんなに大きなチャレンジではないと思います。今すでにある現実のメガフロートの技術を利用してつくるわけなので。この宇宙エレベーターの構想の中で一番現実味がある部分ですよ。それほど大きくないし。排水トンでいうと約400万トンで、これは最大のタンカーが50万~60万トンぐらいとすると、その10倍もいかない程度なんですね。現実にあるもののモデルとしては、石油採掘リグですね。そういう浮体構造物がすでにあるので、それを大型化するだけなんです」

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「10兆円を宇宙エレベーターにかけるワケ」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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