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新マニュアル導入で年間のコスト削減に成功

~全日本空輸 マニュアル電子化の効果~(前編)

  • 田代 真人

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2014年1月14日(火)

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 日本の航空会社の雄、全日本空輸株式会社(以下、ANA)。ボーイング787を世界で真っ先に導入するなど、攻めの経営が際立っている。今、そんな彼らのマニュアル変革への取り組みが注目されている。というのも、すべてのキャビンアテンダント(以下、CA)にiPadを配布したというのだ。その数約6000台。これだけの一大プロジェクトで彼らが変えたかったことはなんだったのだろうか?

 今回、その取り組みをリーダーとして率いた業務プロセス改革室イノベーション推進部業務イノベーションチーム主席部員、林剛史氏と現役CAでありながら広報スタッフも務める山本直子氏に話を訊いた。

重さはCAが3分の1、パイロットは10分の1以下に!

イノベーションチーム主席部員林剛史氏(撮影:田代真人、以下同様)

 「マニュアルは常に携行しなければならないので、まずはその重さが激減したという効果が大きいですね」

 開口一番、林氏が口にしたのはその重さ。CAさんが日頃フライトに携行しなければならないマニュアルは約2kg。iPadは約700gなので、3分の1程度に軽くなったという。現在、パイロットのマニュアルもiPadになったそうだが、パイロットに至っては、約10kgあったというから、激減とも言えるほど軽くなった。

以前のマニュアル。トータルで約2kg

 「労働環境を考えると、これだけでも大きな効果と言えます。 そもそも今回のマニュアル改善プロジェクトは、経営戦略上のプロジェクトを進める中で始まったことです。

 弊社では、2008年頃からニューバリュープロジェクト(New Value Project)、NVPという職場改善活動を行っていました。例えば、さまざまな部署の働き方を見直すことや、無駄なものをなくす、重複しているようなものを解消するなどの取り組みがこれに当たります。また、全社員に『どういうところで問題を感じていますか』と投げ掛け、アイディアを提案してもらうように、その活動を促し意見を吸い上げていきました。

 そのなかで聞こえてきたのは、いろんな現場でマニュアルの量が非常に多く、また、改訂作業も大変だという意見でした」

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