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年数回の出張で上位ステータスを獲得できる?

ANA、JALの「上位ステータス」への路

2014年1月15日(水)

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 1月に入り、航空会社が提供する上級会員向けのサービスを利用する人にとっては、新しい1年が始まった。マイレージ会員のステータスは、1月から12月までの搭乗実績で、翌年のクラスが決まるからだ。

 上級会員の種別は、全日本空輸(ANA)がブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの3段階、日本航空(JAL)はクリスタル、サファイア、JGCプレミア、ダイヤモンドの4段階に分かれている。両社ともダイヤモンドが最高位だ。

 上位ステータスになるほど、搭乗時のボーナスマイル付与率や優先搭乗サービス、ラウンジ利用サービス、受託手荷物の無料許容量優遇など、手厚いサービスを受けられるようになる。

 公共交通機関の中でも、利用状況によってこれほどサービス内容が細かく分かれているものはない。少しでも上位のステータスとなるため、ひたすら飛行機に乗って搭乗実績を積む行為を“修行”と呼ぶ。こんな修行者が現れるほど、航空会社の上位ステータスのサービスが魅力的であるということだ。

 しかし、どの程度飛行機に乗れば、どのステータスに達するのかは、実はとても分かりづらい。そこで今回は、ANAとJALを対象に、どの路線を、どの程度乗れば、上位ステータスの座を獲得できるのかを調べてみた。

まず飛行機に「乗る」ことが第一歩

 ANAとJALのステータス達成への条件を見ると、両社とも基準としているのは、マイレージの獲得数ではない。ANAであればプレミアムポイント、JALではFLY ONポイントと呼ばれるものだ。これは搭乗した便の区間マイルを基に、国内線であれば2倍、アジア方面の国際線は1.5倍といった係数をかけ、運賃によるボーナスポイントなどを加味したもの。

 マイレージだけであれば、航空会社との提携カードを使ったり、コンビニなどで買い物をしたりして稼ぐことができるだろう。だがステータスの基準となるポイントは、実際にその航空会社のフライトにどれだけ搭乗したのかという搭乗実績が重要になる。上位ステータスとなれるのは実際に飛行機を利用する乗客に限られるのだ。

羽田空港のANA(左)、JAL(右)のラウンジ。上位ステータスを獲得する大きなメリットが、ラウンジを利用できることだ(撮影:吉川忠行、ほかも同じ)

コメント1件コメント/レビュー

マイレージによるサービスという制度自体が、業界全体の費用を上げ、最終的には消費者の不利益になっているのではないでしょうか。マイレージそのものの管理の費用もありますし、特典の費用は特典を受けない人の運賃に跳ね返ります。「マイレージがあるから新幹線はやめて飛行機にしよう」という人も、日本国内の旅行なら、いなくもないとは思いますが、マイレージが貯まるのは主に海外旅行です。すると、マイレージがあるために業界全体で利用者が増える訳ではないのではないでしょうか?もしそうなら、全体としては、平均運賃を引き上げる要因になり、消費者の不利益なのでは? さらに、「JALの会員なので、ANAの方が便利だけどJALにしよう」などという余分な負担も、消費者に掛けています。業界の紳士協定などで廃止する方が最終的には消費者の利益なのかも、と思ったりしますが、そのへんはどうなんでしょう?(2014/01/15)

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「年数回の出張で上位ステータスを獲得できる?」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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マイレージによるサービスという制度自体が、業界全体の費用を上げ、最終的には消費者の不利益になっているのではないでしょうか。マイレージそのものの管理の費用もありますし、特典の費用は特典を受けない人の運賃に跳ね返ります。「マイレージがあるから新幹線はやめて飛行機にしよう」という人も、日本国内の旅行なら、いなくもないとは思いますが、マイレージが貯まるのは主に海外旅行です。すると、マイレージがあるために業界全体で利用者が増える訳ではないのではないでしょうか?もしそうなら、全体としては、平均運賃を引き上げる要因になり、消費者の不利益なのでは? さらに、「JALの会員なので、ANAの方が便利だけどJALにしよう」などという余分な負担も、消費者に掛けています。業界の紳士協定などで廃止する方が最終的には消費者の利益なのかも、と思ったりしますが、そのへんはどうなんでしょう?(2014/01/15)

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