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起業家が殺到する投資家、スルーされる投資家

ヤフー大矢俊樹CFOに聞くベンチャーキャピタルの競争力

2014年1月17日(金)

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(写真:村田和聡、以下同)

 事業会社が自らベンチャーキャピタルを設立し、有望なスタートアップに投資する。いわゆるコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の存在感が増している。米国ではインテルやグーグルなどが有名だが、日本でもKDDI、フジ・メディア・ホールディングス、TBSホールディングスなどが設立。国内スタートアップの活動を資金面で後押ししている。

 2012年9月にヤフーが設立した「YJキャピタル」もその1つに数えられる。これまで12社のスタートアップに出資、投資枠は当初の10億円から30億円に増額している。

 「ヤフー本体以上に機動的に出資できることが最大のメリット」と語るのは、YJキャピタル代表でヤフーのCFO(最高財務責任者)を務める大矢俊樹氏。今年2月には、スタートアップとの幅広い交流を目的とした提携・出資説明会を昨年に続き開催する。大矢氏と、YJキャピタルの投資責任者である小澤隆生氏に、同社の状況とCVCの意義を聞いた。(聞き手は蛯谷 敏)

◆   ◆   ◆

YJキャピタルの設立から約1年が経ちました。ここまでの成果をどう評価していますか。

大矢:2012年9月に活動をスタートしたのですが、2013年12月までの累計で12件の出資ができました。中には、新規上場(IPO)が具体的に見えている出資先もあり、パフォーマンスは悪くないと思います。投資責任者の小澤の人脈による成果が大きいですけれど、なかなか良い滑り出しかなとは思っています。

 YJキャピタルの投資対象は、必ずしもすぐにヤフーとのシナジーが見込めなくてもいいんです。将来成長して、どこかのタイミングで連携ができればいい。割と広い気持ちで投資しています。その代わり、世の中にインパクトを与えそうな有望な企業を発掘して、広く薄くでいいからパートナーシップ関係を築こうと考えています。

 課題は、出資先の企業との連携を資金以外の面で強めていくことです。ヤフーだからこそできるバックアップを、もっと推し進めていきたいですね。

 人材のサポートや経営のメンター的な役割はもちろんですけれど、事業会社がベンチャーキャピタルをやっているからこそ可能な連携を見せていきたいと思いますね。

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「起業家が殺到する投資家、スルーされる投資家」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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