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クラウドソーシングに潜む罠

盗作を送りつけてくる“悪党”を見破る5つの対処法

  • 筏井 哲治=ピアズ・マネジメント

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2014年1月20日(月)

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 第2回までで解説した通り、クラウドソーシングはこれまで中小企業には難しかった海外とのコラボレーションやアウトソーシングを現実のものにしてくれる画期的なサービスです。登録はブラウザーさえあればよく、簡単にできますし、世界中にいるエンジニアが、それこそ国内では考えられないような安いコストで仕事を請け負ってくれます。

 日本人にとっての障害といえば、英語がコミュニケーションバリアとして立ちはだかる、くらいではないかと思ってしまいそうです。

 しかし、実際にクラウドソーシングを使いこなすには、それなりのリスクが存在することを理解して、“場数”を踏む必要があります。日本人同士で、日本語で、日本の商習慣に従って取引するのとは、いったいどこが違うのでしょうか。

 前回、クラウドソーシングのプラットフォームはクリエーターやエンジニアにとってはシビアで、しかし非常にフェアな世界であると書きました。ただし、これには少し語弊があります。

 シビアでフェアなのは仕事の受注者だけではなく、発注者も同じなのです。発注者にとっても、シビアな世界です(そもそも、片方だけが有利な状況はフェアではないですよね)。

 そこで今回はクラウドソーシングを活用するうえで、どのようにリスクを管理し、プラットフォームを活用していくか。そのポイントを解説していきます。

世界中の小悪党にだまされるな

 僕らが活用しているoDeskだけでなく、多くのクラウドソーシングサービス(特にグローバルで展開されているサービス)には、たくさんの国から何万人ものフリーランサーが集まってきています。となると、そのなかには必ず“悪党”も紛れ込んでいるという現実を忘れてはいけません。

 僕らがoDeskに慣れるため、最初に募集した企業ロゴの作成依頼の仕事は、日本円でわずか5000円程度の仕事でした。ところがそこに、何十人ものクリエーターが入札してきました。

 この金額のレンジで入札してくるのは、インドやバングラデシュ、ベトナム、フィリピンなど、まだまだ発展途上にある国々のクリエーターたちが多いわけですが、これは単純に、為替による通貨の力関係によるものだと、僕らは思っていました。

 確かに日本円は、他のアジア諸国の通貨に比べると非常に“パワフル”なので、相対的に僕らには安く感じるんだと思っていたのです。ところが、安さだけが理由ではなかったのです。

 ここで僕らが実際に体験した話をしましょう。前回紹介した通り、oDeskはそのクリエーターがこれまでに制作してきた成果物を、ポートフォリオとして掲載する機能を用意しています。僕らは、入札してくれた多数のクリエーターたちのポートフォリオを見ながら、センスがいいロゴやデザインができるAさんと連絡を取り、僕らがイメージするロゴのイメージを伝えました。

 するとAさんも僕らの意図を理解し、わずか数日のうちに「私は君たちのためにすごい頑張ってデザインした」といった内容のメッセージと共に、ロゴの第1案を早速送ってきました。

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