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ダサいサラリーマンの代名詞、白無地靴下の逆襲

にわかに巻き起こった大流行の不思議

2014年1月22日(水)

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 その時々のファッションのトレンドを眺めていると、何回かに1回は「その感覚は理解できない」と感じることがある。古くはヤマンバメイクなんていうのがそれで、当時も理解できなかったが、現在もあんなものの何が良かったのか理解できないままだ。

 昨年秋からメンズファッションで真っ白の靴下がトレンドに浮上してきた印象がある。先月、今月に発売されたメンズファッション雑誌各誌を開いてほしい。どの雑誌でも構わない。カジュアルテイストの強い雑誌でもドレッシーな雑誌でも白無地の靴下を履いたモデルが何人も登場する。このにわかに巻き起こった白無地靴下人気の良さが筆者には理解できず戸惑うばかりである。

スーツに白無地靴下はNGなはずなのに

 就職活動を行う際、スーツの着こなしといったマニュアル本を読む。メンズクラブなどのトラッド系雑誌にもそんな特集が毎年組まれる。それらによると、ビジネススーツを着用する際には白無地靴下はNGだと書いてある。黒、紺、濃いグレー、こげ茶などがふさわしいと書かれている。20年前、そんなマニュアル本を読んでスーツを着て会社説明会や面接に参加した。懐かしい思い出である。

 いざ、説明会や面接を受けてみると、なんと面接官がビジネススーツに白無地靴下を履いているではないか。それも1人や2人ではない。そういう人が何人かいて「マニュアル本と書いていることが違うじゃないか」と相当驚いた記憶がある。それから興味を持って電車の中でサラリーマンのスーツを毎日眺めてきたのだが、ビジネススーツになぜか白無地の靴下を履いているオジサンは常に一定の割合で存在する。正確な統計を取っていないのであくまでも体感にすぎないが、だいたい2割くらいは白無地ビジネススーツのオジサンがいるように感じる。

 なぜビジネススーツに白無地靴下がダメなのかというと、白無地靴下はカジュアル、スポーツテイストなのでダメなのだそうだ。もしかしたら作業服のイメージもあるかもしれない。

 1997年に放送された木村拓哉さん主演の「ギフト」というドラマがあった。このドラマの中で、木村さんが演じる主人公はプラダやグッチなどのモードブランドの細身のスーツを着用しているのだが、いつも靴下だけは白無地もしくは白にラインの入ったものを履いていた。当時の雑誌のインタビューで「スーツを着用している役柄ですが、作業着として着用しているという設定ですのでその感覚を白い靴下で表現してみました」というような意味合いのことを語っていたと記憶している。

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「ダサいサラリーマンの代名詞、白無地靴下の逆襲」の著者

南 充浩

南 充浩(みなみ・みつひろ)

フリーライター、広報アドバイザー

1970年生まれ。洋服店店長を経て繊維業界紙に記者として入社。その後、編集プロダクションや展示会主催業者などを経て独立。業界紙やウェブなどに記事を書きつつ、生地製造産地の広報を請け負う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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