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遠大なビジョナリー、タフな交渉家、 ジェフ・ベゾスはこうして生まれた

2014年2月4日(火)

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 アマゾン創業者でCEO(最高経営責任者)のジェフ・ベゾスは、20年前からなんでも売る「エブリシング・ストア」というアマゾンのアイデアを持っていた遠大なビジョナリーであることは、これまでの連載で書いてきた。無能な部下には容赦のない上司でもあり、取引先にとってはタフな交渉者でもある。さらにベゾスは、猛烈な読書家でもある。

 この連載では前回、ジェフ・ベゾスが『ホール・アース・カタログ』の編集者で70年代のアメリカン・カウンターカルチャーを代表する思想家、スチュワート・ブランドに傾倒していることを紹介したが、そのブランドがベゾスについてこんなエピソードを語っている。

ベゾスは単なる本好きというレベルではない――すべてを丹念に吸収するのだ。1995年に出た『ビルの学び方(How Buildings Learn)』の著者、スチュアート・ブランドは、その本なら読んだとベゾスが見せてくれた1冊に驚いたという。どのページにも、びっしりとメモが書き込まれていたのだ。

――『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』第8章より

後付けの「講釈の誤り」は許さない

 『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』の巻末にはベゾスの愛読書12冊がリストアップされているが、いずれもその分野の名著だ(うち10冊は邦訳がある)。ベゾスはもちろんすべて徹底的に読み込んだのだろう。こういう上司をもったら部下は一瞬でも気を抜く暇がないに違いない。著者のブラッド・ストーンもベゾスにインタビューしたときに不意打ちを食っている。

撮影:的野 弘路

私の本をテーマとした1時間の面談が終わりにさしかかったころ、ベゾスが体を乗りだし、こう尋ねてきた。
「講釈の誤りにはどう対処するつもりなのですか?」
講釈の誤り?このものすごく頭がいい上司から予想外の質問をされ、冷や汗をかいたアマゾン社員はここ20年でたくさんいたはずだが、このときの私もそういう感じだった。

――『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』プロローグより

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「遠大なビジョナリー、タフな交渉家、 ジェフ・ベゾスはこうして生まれた」の著者

滑川 海彦

滑川 海彦(なめかわ・うみひこ)

IT分野の評論と翻訳を手がける。ITニュースブログ「TechCrunch Japan」翻訳チーム。著書に、『ソーシャル・ウェブ入門』(技術評論社)ほか、訳書に『フェイスブック 若き天才の野望』など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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