• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

ブルージーンズに復活の兆し?

はやくも店頭はデニム一色だが、完全復活は秋以降か

2014年2月12日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 数年前から非トレンドアイテムと化したブルージーンズが今春復活するかどうかというのは、意外にファッション業界から注目されているようだ。先日もある大手ファッションサイトからもこのことでコメントを求められた。

 ブルージーンズが非トレンドアイテムとなったと言われ始めたのが2009年ごろのこと。今から5年ほど前である。最近のジーンズの流行をおさらいすると、2005年に欧米からの高額インポートジーンズが「プレミアムジーンズ」として盛り上がった。

 このブームは2007年前半で終息を迎えたのだが、ブーム後半から新たなシルエットとしてタイトフィットの「スキニー」が登場し、スキニー人気は2008年末まで続いたと記憶している。ちなみにスキニージーンズは現在、メンズ・レディースともに定番化している。

GAPもユニクロもブルージーンズが席巻

 1月末から各店頭を見て回ると、ブルージーンズの打ち出しが多いことに気が付く。「マウジー」もジーンズにGジャンという上下ブルーの組み合わせだったし、「エルメネルド・ゼニア」もテイラードジャケットの下に濃紺のブルージーンズを穿いている。

 GAPのショーウインドーもブルージーンズで、圧巻はユニクロ心斎橋店だろう。1階のエスカレーター左横は10体ほどの男女のマネキン人形が並んでいるのだが、すべてブルージーンズかブルーデニムのトップスを着用させている。

 このように春物の立ち上がりとしてブルージーンズとブルーデニムトップスを押すブランドは多い。マネキン人形が上下ともブルーデニムのコーディネイトになっているブランドも多く、デニム生地でできた作務衣を着た陶芸家のように見えなくもない。

 各ブランドが一斉にこういう打ち出しをし続けると、一般消費者への認知も高まるのでブルージーンズ復活がそう遠いことではないように感じられる。ただし、それが今春夏なのかそれ以降なのかはわからない。ジーンズを中心とするトータルカジュアルを展開するジョンブルの北川敬博社長は「ブルーデニム復活という評判は耳にするけれども、今一つ確証が持てない」という。

 おそらく、ジーンズというアイテムに近いところで暮らしている人ほどこういう意見ではないだろうか。筆者も同じである。今春夏向け商品を取材してみても、新しいジーンズの打ち出しが感じられない。

 シルエットは相変わらずスキニーが強く、裾が細くなったテイパードももう3年くらい前から打ち出されている。色でいうと、相変わらず濃紺のノンウォッシュやワンウォッシュの人気が高いままで、新しい色合いとか加工法が注目されているわけでもない。わざわざ今春夏に注目が高まる要素がない。

コメント3件コメント/レビュー

久しぶりにリーバイスの通販HPを見ましたが1.1~1.3万円が中心価格帯のようですね。当方40代半ばでプライベートはほぼジーンズで通していますが、25年程前は7000円台が中心だっただけに、どうしても割高に感じる。アウトレットやPBなら、3000円も出せばそこそこ丈夫なジーンズが買えるのに、あえて専業ブランドに食指を伸ばすかと言われれば、余程の差別化がなければ正直微妙。高価格帯を売りたいなら、自己アピール大好きな中国人向けラインアップを充実させた方が、まだ売上アップの可能性も高いと思います。(2014/02/12)

「「糸へん」小耳早耳」のバックナンバー

一覧

「ブルージーンズに復活の兆し?」の著者

南 充浩

南 充浩(みなみ・みつひろ)

フリーライター、広報アドバイザー

1970年生まれ。洋服店店長を経て繊維業界紙に記者として入社。その後、編集プロダクションや展示会主催業者などを経て独立。業界紙やウェブなどに記事を書きつつ、生地製造産地の広報を請け負う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

久しぶりにリーバイスの通販HPを見ましたが1.1~1.3万円が中心価格帯のようですね。当方40代半ばでプライベートはほぼジーンズで通していますが、25年程前は7000円台が中心だっただけに、どうしても割高に感じる。アウトレットやPBなら、3000円も出せばそこそこ丈夫なジーンズが買えるのに、あえて専業ブランドに食指を伸ばすかと言われれば、余程の差別化がなければ正直微妙。高価格帯を売りたいなら、自己アピール大好きな中国人向けラインアップを充実させた方が、まだ売上アップの可能性も高いと思います。(2014/02/12)

ファッション界に限らず、今どき「ブーム」に期待する事自体ずれてやしませんか。猫も杓子もこぞって同じ方向を向く風潮はもはや過去の現象でしかないと思われます。言ってみれば「ブーム」という現象自体が時代遅れ、流行おくれ、オワコンなのじゃないでしょうか。ジーンズも多くのファッションアイテムの中のひとつとして(多少の波はあるにしろ)存在し続けてゆくだけの事だと感じます。昔は情報の拡散速度も遅く、いったん勢いが付いたらしばらくそれが続く事(反応のオーバーシュート)が多かったから、本来の需要以上に消費が盛り上がることがあったのでしょうが、今では嗜好の多様化と情報のスピードアップ、反応のスピードアップのせいで、無駄に勢いが付いたり、それが実態以上に盛り上がったりすることは起きにくくなっているでしょう。それでも今なお「ブーム」を追い続けている視点に時代とのズレを感じます。(2014/02/12)

過去を検証すると、流行はメディアが作っていることが明らか。よって、特定有名人のジーンズ姿がメディアに登場するようになると流行するのでは?(2014/02/12)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授