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MSやグーグルが「長時間労働」を忌避する理由

日本経済復活への処方箋は労働時間革命

2014年2月12日(水)

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 日経ビジネス2月10日号の特集「働き方革命」では、労働時間にメスを入れることで競争力を高めようとしている企業のケーススタディーを掲載した。

 ダラダラと働く文化を変えて労働生産性を高める、多様な働き手を集めるなど、企業の狙いは様々だ。この連載では誌面に取り上げられなかった企業の事例や、「働き方革命」によって自らの働き方や意識を変えたビジネスパーソンを紹介しよう。

 「1000円、10分カット」。理美容業界で異端とも言えるビジネスモデルで成長を続けるQBハウス。今、雇用の面でも、業界の常識を覆す動きを見せ始めている。

 朝10時の開店とともに、引きも切らずに客が入ってくる。ショッピングモールの中にある「西友小手指店」(埼玉県所沢市)は、ここから昼過ぎまでが書き入れ時だ。家族で西友に買い物に来た夫が、妻や子供が買い物をしている間に髪を切ろうとやってくるケースが多い。

 同店で一心不乱にハサミを動かし続ける1人の女性がいた。鈴木香さん(仮名)、34歳。6歳の娘と4歳の息子を持つ2児の母だ。昨年4月から週3~4回、午前10時から午後2時まで、ピーク時を支える貴重な戦力としてパートで働いている。

QBハウスの西友小手指店で働く鈴木香さん(仮名、撮影:的野 弘路)

 鈴木さんは以前、別の美容室に勤めていた。だが、娘の出産ギリギリまで働いた後に退職した。ほとんどの美容室は、従業員がフルタイム勤務してくれることを前提に成り立っている。掃除をして店のチラシをまき、仕事が終わった後はカットの練習をする。体力と長時間の拘束を要する仕事だ。

 美容室としては、客に対して「その時間は指名の美容師がいないので、予約は受けられません」とは言いにくい。美容師も予約が入っていたら、子供が熱を出すなどの不測の事態があってもなかなか休めない。すぐに子供の面倒を見てくれる元気な祖父母がいるなどよほどの条件が整った家庭環境でなければ、主婦が育児をしながら美容師を続けるのは至難の業だ。

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「MSやグーグルが「長時間労働」を忌避する理由」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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