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九州の朝ドラ「めんたいぴりり」首都圏上陸!

地方発コンテンツが全国、世界で勝負するには?

2014年2月24日(月)

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 九州・福岡の地方テレビ局、テレビ西日本が制作した「朝ドラ」、「めんたいぴりり」が、今日(2月24日深夜2時54分)からフジテレビで関東圏に放映される。深夜枠とはいえ、キー局に地方局の独自コンテンツが乗ることは、異例といって差し支えない。

 ドラマの中味はネットのレビューなどに譲るとして、今回はこの展開の背景と、そして、「ゆるキャラ」を初めとした地方発コンテンツブームの中、全国区に成長するための課題を探ってみよう。

(聞き手:山中浩之日経ビジネス副編集長)

「めんたいぴりり」は、ちょっと前に「キーパーソンに聞く(こちら)」で、監督の江口カンさんにお話を伺いました。今回はこちらを放送した、テレビ西日本(以下TNC)編成制作局制作部長の瀬戸島正治さんにお聞きします。

瀬戸島:よろしくお願いします。僕は普段、逆の立場なので興味深いです。

えっ?

江口:ドキュメンタリーをずっと撮っていたので。

その傍らで、連続ドラマ制作もされたんですか?

瀬戸島:といいますか、僕はテレビ屋さんなので、何でもやるのが仕事なので。

そういうものなんですか。

瀬戸島 正治(せとじま・まさはる)
テレビ西日本編成制作局制作部長。1967年生、福岡県直方市出身 中央大学文学部卒、91年テレビ西日本(TNC)入社。報道部、大阪支社営業部を経て2002年、制作部に異動。2009年放送のドキュメンタリー「空気の向こう側」で江口監督を取材して以来、TNC地デジ促進CM「てれビーマン」「ハートブレイク屋台」を共に制作。その他には「ドラマ・クッキングパパ」「なるほど!オナマエ堂」「ドキュメント九州」などバラエティ、ドキュメュタリー番組を中心に制作。好きな言葉は「人生はプラスマイナスゼロ」

瀬戸島:実は、これがTNCでドラマをやれた理由でもあると思うんですけど、テレビ局って、キー局、準キー局は、テレビ制作の中でドキュメンタリー、バラエティー、ドラマが、全部個別に部署化されているんですよ。

 TNCはひとまとめにして「制作部」なので、同じ部署の人間がバラエティーもやれるし、ドラマもやれるし、ドキュメンタリーも。「手を挙げた人」が調整できればやれるという感じで。

江口:「ただし、金はないけどな」みたいな。

前回、江口さんにお話を聞いたときは「地元福岡で高評価」というお話と「何とか日本全国でやりたいね」というお話と、地方発のコンテンツが日本、もしかしたら世界に出ていく意味と期待みたいなところで終わったんですけれども、意外に早く、他局で、そしていよいよ首都圏の地上波で放映となりましたね。

瀬戸島:はい、今の段階はもう僕の手を離れていて、(TNCの)会社の編成部というところが系列の局と連絡を取って、枠を取ってもらっているという感じです。

江口:その、持っていったときの感触みたいなのってどんな感じなんですかね、編成の人たちの。

従来の基本は、地方局どうしでの“交換”

瀬戸島:最初は話数が少ないのと、あと、基本5本だったんですよね。

え? 第一部(85分)があって、第二部は全16話(各話15分)でしたよね。

瀬戸島:さすがに第二部の16話、オリジナルの形で放映してもらうのは難しいだろうと、第一部の1時間半を55分に短縮して、第二部の16話をそれぞれ4話にまとめて、全5話、各55分に再編集したんです。それでも「連ドラにしては話数が少ないし、放送枠にしたらちょっと長いし」みたいな感じで。最初、うちの編成もおっかなびっくりで持っていったみたいなんですが、各局の編成の人が内容がいいということで続々と決まったと。

 フジテレビ系列の理事社と呼ばれる系列局(北海道文化放送、仙台放送、フジテレビ、東海テレビ、関西テレビ、テレビ新広島、TNC)、そして九州各県と沖縄までの各局に編成経由でプロモートしたんです。そうしましたら皆さん乗ってくれて、特に関テレ、関西テレビは「面白いのでオリジナルをかけたい」と。

江口:再編集していないのを。嬉しいですね。

瀬戸島:僕たちとしてはオリジナルバージョンをかけてもらったのはすごくうれしかったんです。

江口:僕もテレビの人間じゃないので分からないことだらけだったんですけど、地方局間で作ったものを、お互いで買い合うことが普通の姿なんですって。

主演:博多華丸、富田靖子、脚本:東 憲司、監督:江口カン、原作:『明太子をつくった男~ふくや創業者・川原俊夫の人生と経営』川原健著、海鳥社。第一部は2013年8月3日(土)、第二部は8月5日から月~木の9時50分~10時5分に放送、全16話。放映はテレビ西日本、番組ホームページはこちら。(C)テレビ西日本

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「九州の朝ドラ「めんたいぴりり」首都圏上陸!」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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