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「歴史は棚上げしろ」と韓国に命じた米国

「オバマ誘致で勝った!」と喜んだのも束の間

2014年2月27日(木)

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 「外交戦で日本に勝った!」と韓国紙が快哉を叫んだ。4月にアジアを歴訪するオバマ米大統領が、日本訪問の日程を縮めても韓国に立ち寄ると決めたからだ。だが、一時は大喜びした韓国人も「オバマ訪韓」の代価の大きさにはたと気付いて焦り始めた。

米国の親日派も韓国の味方だ

・オバマ訪韓、「5年で4回」に難色の米国
・安倍の「靖国オウンゴール」で急反転
・安倍の挑発に米の不満爆発
・アーミテージら日本通まで「オバマ歴訪から韓国除いてはダメ」
・安倍に後頭部を殴られたバイデンも韓国の立場を積極支持

 朝鮮日報のワシントン特派員の記事「韓日外交戦の舞台裏」(2月14日)の見出し一覧だ。記事の要旨は以下だ。

・オバマ大統領は日本、マレーシア、フィリピンを訪問する予定だった。韓国外務省が安倍晋三首相の靖国参拝を機に巻き返して、韓国訪問を実現した。

・「韓日両国の間で歴史認識を巡る対立が深まる中、日本だけ訪問すれば日本を一方的に支持することになる」との説得が功を奏した。

・靖国参拝で日本に裏切られたアーミテージ元国務副長官やバイデン副大統領も韓国支持に回った。

日本外交に傷を負わせた

 中央日報も勝利宣言した。ワシントン特派員電の「オバマ、韓日それぞれ1泊2日の訪問が有力――安倍参拝で2泊3日の日程を分けることに」(2月14日)がそれで、ポイントは以下だ。

・日本の慣例では、総理と天皇にそれぞれ会う日程が含まれて初めて国賓訪問と見なす。

・日本は米国に対し2泊3日の日程を求めていたのが1泊2日に減らされることになった。それだけに、盛大な国賓訪問を期待していた日本外交は目に見えない傷を負った。

・安倍首相の靖国参拝という不用意な一手と、ホワイトハウスへの韓国外交の執拗な説得が呼んだ結果だ。

まるで中国という蟻地獄に落ちたかのように、
その引力圏に引き込まれていく韓国。
北の核威嚇で加速する韓国の「従中」は、
日米との同盟に引き返せないところまで来てしまった。
日本は、米国はどう動くのか。


第1弾『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』に
続編が登場。最新の情報が満載です。

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「「歴史は棚上げしろ」と韓国に命じた米国」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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