• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「自殺点」と日本を笑った韓国の自殺点

米国の掘った落とし穴にはまった

2014年2月28日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

前回から読む

 オバマ訪韓を実現し「日本のオウンゴール」と大笑いしていた韓国人が、自らの「オウンゴール」に気が付いてやきもきし始めた。ただ、米国が掘った落とし穴に韓国がはまった側面も強い。

朴槿恵大統領が落胆する

 「オバマ訪韓問題」が世界のメディアに初登場したのは1月22日。中央日報の「オバマが韓国だけそっと外してアジアを回るだろうか」という記事だ(注1)

(注1)この記事の日本語版はここで読める。

 筆者はブッシュ政権時代に国家安全保障会議(NSC)でアジア担当部長を務めたビクター・チャ・ジョージタウン大学教授。なかなか意味深長な記事である。ことに興味深い部分は以下だ。

・オバマ大統領のアジア歴訪で、日本とフィリピンへの訪問は確実視されている。米国のアジア太平洋地域の他の2つの同盟国は訪問するというのに1国だけ除くのは想像しがたい。朴槿恵大統領を落胆させるだろう。

  別段、韓国は外されていたわけではない。フィリピンには“優先権”があった。2013年の米連邦政府の閉鎖のあおりでオバマ訪問が取り消された経緯があったからだ。日本は1年間も前からオバマの国賓訪問を要請していた。

 国際会議への参加という形を含め、オバマ大統領は韓国を過去3回も訪問している。メキシコをのぞけば欧州の同盟国である英・独・仏と並び最多の訪問回数(2013年末現在)だ。

 さらに米国は2014年10月のAPEC参加の際に北京で朴槿恵大統領と会談できる、とも韓国に約束していた。

韓国は毅然とした外交をせよ

 12月26日の安倍首相の靖国参拝で日米間に亀裂が入ったと韓国は判断、オバマ誘致に本腰を入れた。その際の「オバマが日本に行く以上は韓国にも来てもらわないと、歴史問題で米国が日本に軍配をあげたように見える」との説得は、本音でもあった。

 ただ、4月訪韓が実現しないと「朴槿恵大統領が落胆する」ほどに韓国が大騒ぎになっていたわけでもなかった。

まるで中国という蟻地獄に落ちたかのように、
その引力圏に引き込まれていく韓国。
北の核威嚇で加速する韓国の「従中」は、
日米との同盟に引き返せないところまで来てしまった。
日本は、米国はどう動くのか。


第1弾『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』に
続編が登場。最新の情報が満載です。

コメント11

「早読み 深読み 朝鮮半島」のバックナンバー

一覧

「「自殺点」と日本を笑った韓国の自殺点」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック