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会ったこともない外国人に仕事を頼んだら、まず伝えたいことを絵にしてみる

  • 筏井 哲治=ピアズ・マネジメント

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2014年3月10日(月)

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 前回は、世界中に散らばるクリエーターやITエンジニアと良好な関係を築くことで、プロジェクトの速度は増し、共に困難なプロジェクトに立ち向かえるチームになっていくことをお話しました。そのためのコツもいくつか紹介しました。

 今回はそのなかでも、僕らが体験的に特に重要だと思っているものを掘り下げてみたいと思います。それは円滑なコミュニケーションです。

 クラウドソーシングでは「支払いを素早くすること」「相手国の文化を尊重すること」など重要事項はたくさんあります。ただし、お互いにプロフェッショナルですし、ここは何とかなります。

 ところがお互いに努力しない限り、「何とかならない」ものもあります。それは、発注した(相手からすると受注した)仕事の内容について、相手に伝えたいことが正しく伝わらないというコミュニケーションギャップです。

 そして僕らが決して忘れてはいけないのは、「コミュニケーションギャップは信頼を崩しかねない」という事実です。

 とはいえ、円滑なコミュニケーションを取ろうと言っても、簡単ではありません。コミュニケーションスキルを発揮するのは日本人同士でも難しいのに、相手が外国人となると、その難しさは“100倍増し”です。

円滑なコミュニケーションって何だ?

 そもそも円滑なコミュニケーションとは何でしょうか。

 僕らの場合は、インドのチームと一緒にプロジェクトを進めることで、多くを学びました。コミュニケーションもその1つです。

 実はコミュニケーションギャップは、日本人同士でも頻繁に起こります。日本語ならお互いに簡単に意思が通じてしまうため、かえって安請け合いをしてしまったり、過去の会社同士の関係や付き合いによって合意点を明確にしないまま仕事を進めてしまったりすることもあります。

 では、クラウドソーシングにおけるコミュニケーションギャップとはどんなものでしょうか。発注者が引き起こすコミュニケーションギャップには、例えばこんなものがあります。

  • 望む成果物を明確にしていない
  • 成果物をいつまでに欲しいのかを明確にしていない
  • 成果物を得るために、いくらまでなら支払えるのかを明確にしていない

 一方、受注者が引き起こすコミュニケーションギャップはこんなものです。

  • なぜ、そのような成果物が欲しいのかを明確に理解していない
  • 依頼された成果物は自分たちの技量で製作可能なのかを明確にしていない
  • 依頼された成果物を製作するのにどの程度の日数がかかるのかを明確にしていない

 裏を返せば、発注者である僕らは、相手に明確にすべきものをきちんと伝えること、そして相手がそれをしっかりと理解しているか確認を怠らないこと。この2つを守ることができれば、プロジェクトはまっすぐに飛び立っていきます。

 では、どうすれば、それを守れるか。もちろん、英語をもっと勉強したり、文法を間違えないように文法チェッカーを使ったりすることも必要かもしれません。しかし、そういうことだけでどうにかなるものではないことも、お分かりだと思います。

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