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ビットコインは黄昏を迎えるか

2014年3月10日(月)

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脚光を浴びた仮想通貨「ビットコイン」が乱高下している。為替コストなどを下げられる半面、金融当局が目を光らせ始めた。リーマンショック後に市民権を獲得してきたが、早くも曲がり角を迎えたのか。

 1年で価値が100倍になり、直後に半値以下に暴落した「通貨」がある。「ビットコイン」だ。2013年前半は10ドル台をウロウロしていた価格は11月に1200ドルを超え、今は600~700ドルで推移する。いかにも黎明期であることを思わせる値動きだ。

(出所:Mt.Gox 写真=picture alliance/アフロ)

 ビットコインとは何か。ユーザーの目線からは「電子マネーのようなもの」だ。入手するにはMt.Gox(マウントゴックス)など世界に複数ある「取引所」に口座を開き、円やドルなどを入金する。それを時々の相場でビットコインに替えていくわけだ。ビットコインの相場は刻々と変動する。

 ビットコインを使える場所は多くはないが、少しずつ増えている。米国にはビットコインを受け入れる小売業者を集めたネットモールが複数あり、実店舗でも決済できるところが現れている。世界中で使うことができるので、為替や決済の手数料を節約できそうではある。

 しかし、これだけでは2013年にビットコインが突如として脚光を浴び、価格が乱高下する理由を説明できない。急騰の背景にあるのは、いつの時代でも投機と資本移動だ。

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「ビットコインは黄昏を迎えるか」の著者

張 勇祥

張 勇祥(ちょう・ゆうしょう)

日経ビジネス記者

2012年から日経ビジネスの記者。転々と部署を異動してきた器用貧乏。それでも、何とか中国経済はモノにしたいと願う中年記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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