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ビットコイン、換金停止で暴落劇

2014年3月11日(火)

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世界を席巻した仮想通貨「ビットコイン」が暴落している。日本に拠点を置く取引所、Mt. Gox(マウントゴックス)の換金停止が引き金だ。仮想通貨が存在意義を確立する過程での苦しみか。あるいは徒花なのか。

 2月中旬。所々に雪が残る東京・渋谷を、数人の外国人がカードを持って立っていた。場所は仮想通貨「ビットコイン」のネット上の取引所、Mt. Gox(マウントゴックス)のオフィス前だ。

 カードにはこう書かれていた。「マウントゴックス、私たちのお金はどこ?」。

 昨年来、派手な値動きとともにビットコインは知名度を高めてきた。しかし、いくつかの政府が規制の強化に踏み込むのと同時に、ビットコイン内部からも脆弱性を示す出来事が起きた。複数の取引所で起きた換金停止騒動だ。

 ビットコインには直接の管理者や信用を支える中央銀行・政府は存在しない。取引を望む人は口座を開設し、マウントゴックスやスロベニアのビットスタンプなど「取引所」に送金、時価でビットコインを入手することになる。ところが、大手の一角であるマウントゴックスでドルや円、そしてビットコインの入出金ができなくなった。

 理由はソフトウエアのバグとも、DDoS(特定のサーバーに大量の情報を送り、機能を停止させる)と呼ばれる攻撃を受けたためとも言われる。後者なら、金銭的な価値を不正に引き出す動機があるはずだ。

マウントゴックスのウェブサイト。情報更新は滞りがちだ

 ほかの取引所でもサイバー攻撃を受けたが、数週間にわたり換金できないのはマウントゴックスだけ。技術的にはマウントゴックスのトラブルにすぎず、ビットコインそのものの問題ではないとの見方はある。だが、信用を支える機関がない中での換金停止は、少なくとも短期的にはビットコインの信用を失墜させるに十分だ。

コメント1件コメント/レビュー

ビットコインのシンガポール取引所の経営者が不慮の死を遂げましたが、中華民族が多い地だけに「面子を潰された見せしめ」かな?と考えてます。日本人のように大人しいユーザーなら良いのですが。(2014/03/11)

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「ビットコイン、換金停止で暴落劇」の著者

張 勇祥

張 勇祥(ちょう・ゆうしょう)

日経ビジネス記者

2012年から日経ビジネスの記者。転々と部署を異動してきた器用貧乏。それでも、何とか中国経済はモノにしたいと願う中年記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビットコインのシンガポール取引所の経営者が不慮の死を遂げましたが、中華民族が多い地だけに「面子を潰された見せしめ」かな?と考えてます。日本人のように大人しいユーザーなら良いのですが。(2014/03/11)

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三品 和広 神戸大学教授