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篠田麻里子、桐谷美玲、うなりくんが武器

アイドル、女優、ゆるキャラ活用し認知度高めるLCC

2014年3月12日(水)

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 3月中頃を迎え、気の早い人ならば、ゴールデンウイークの計画を立て始めた頃だろう。近ごろはLCC(格安航空会社)を移動手段として検討する人も増えているようだ。

 LCCなら運賃が安く抑えられる分、旅行の頻度を増やしたり、宿泊施設や旅先での食事にお金を掛けたりできる。

2013年度には単年度黒字化を達成できる見込みのピーチ・アビエーション(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 国内に3社あるLCCの中で、3月1日に就航2周年を迎えたのが、ピーチ・アビエーションだ。2013年度、ピーチの年間旅客数は300万人に達する見通しだ。さらに井上慎一CEO(最高経営責任者)によると、2013年度には当初の計画通り、単年度黒字化を達成する目処も付いたという。そういう意味では、現在、国内にあるLCCの中で、最も成功しているのがピーチだと言えるだろう。

 ピーチの単年度黒字化によって、国内航空市場でもLCCというビジネスモデルが成立することが証明されつつある。しかしLCCは欧米では航空市場の3割を占める一方で、日本のLCCはまだそこまで大きな存在になっていない。

 LCCには大手航空会社のようなマイレージサービスがなく、遅延や欠航時の対応も乗客が自分で済ませなくてはならない。こうした点が、ビジネスパーソンなどを中心に、積極的に利用する気にさせない要素となっている。

 また、いくつかの報道では、「LCCが安いのは、安全面で手抜きをしているから」という論調も未だに残っている。なぜLCCの運賃が安いかについて、正しく理解されておらず、安全面に不安を抱き、利用をためらう人もいるのではないだろうか。

 LCCが、「安かろう悪かろう」という誤解を生む要因の1つが、筆者はLCCの日本語訳にあると見ている。LCCについて、日本では「格安航空会社」と訳されている。

 「格安」とは本来、「品質に比べて価格が安い」という意味で、決して「安かろう悪かろう」という状況を示す言葉ではない。しかし世間一般にはそれが、「とても安い」と解釈され、さらにそれが「安かろう悪かろう」というイメージを生んでいる。

 しかし本来、LCCとは「low-cost carrier」の略であり、直訳すると「低コスト航空会社」という言葉になる。運航方法などを工夫してコストを抑え、その結果として運賃を安く出来ているのであり、何も「安かろう悪かろう」に象徴されるような「手抜き」をしているわけではない。

 未だに「安かろう悪かろう」というネガティブなイメージを払拭できずにいる国内LCC。今後はどういった戦略でこの印象を変えてくのか。

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「篠田麻里子、桐谷美玲、うなりくんが武器」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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