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スポーツツーリズムが地方を変える

スプリング・トレーニングに垣間見る米国野球事情

2014年3月14日(金)

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3月2日のシカゴ・カブス対カンザスシティー・ロイヤルズのオープン戦でファンにサインをする青木宣親選手(写真:AP/アフロ)

 メジャーリーグのスプリング・トレーニングの取材に行くと、「ここは天国か」と思ってしまうことがある。

 3月ではあるが、午後には気温が30度近くまで上がり、人もまばらな外野の芝生席で寝転んで観戦するのは最高の贅沢である。そこにレモネードがあればさらに完璧だ。

 スプリング・トレーニングでは、野球の楽しみ方の原点とも呼べるものを感じることができる。

 メジャーのキャンプ地は、フロリダの「グレープフルーツ・リーグ」と、アリゾナの「カクタス・リーグ」に分かれて行われるが、近年はアリゾナの勢いが増している。

 かつて、巨人や中日も遠征したフロリダ州のベロビーチは、ロサンゼルス・ドジャースのキャンプ地として有名だったが、ドジャースがアリゾナ州のグレンデールに移してしまったことで、ベロビーチ自体がさびれてしまった。

チームと運命共同体になる自治体

 一方のアリゾナ州グレンデールは、数年前までは、無人の荒野のような状態だったが、スタジアムを中心に町の設計が行われ、いまではショッピング・センターも充実して町としての骨格が整いつつある。

 野球ファンは、アリゾナ州「カクタス・リーグ」でオープン戦を観戦し、その前後でショッピングをしてグレンデールにお金を落としていく。

 この春季キャンプこそ、米国のスポーツを基盤とした「ツーリズム」の強みを実感できる場所だ。

 なぜ、アリゾナの勢いが増しているかというと、アリゾナ州フェニックス周辺の自治体が「スプリング・トレーニング・ツーリズム」に力を入れ、観光の目玉にしようとしているからだ。

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「スポーツツーリズムが地方を変える」の著者

生島 淳

生島 淳(いくしま・じゅん)

スポーツジャーナリスト

スポーツジャーナリストとして、アメリカスポーツ、オリンピックスポーツなどを取材。国内では箱根駅伝に関する著書多数。現場だけでなく、経済的な側面からの分析など、幅広いスポーツライティングを目指す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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