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道なき海も自在に走る

水陸両用車(防衛省、日本水陸観光、富士急行、日の丸自動車興業など)

2014年3月26日(水)

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ジェームズ・ボンド「007」の映画に登場した水陸両用車が世界を魅了して40年弱。日本でも、陸上と水上を自在に走る夢の車両が現実に運行し始めている。観光や防衛、災害対策にも用途は広がり、新しい移動手段として注目を集める。

 中国による防空識別圏の設定などで緊張感が増している日中関係。不測の事態に備え、日本の防衛省は「水陸両用準備隊(仮)」の編成に踏み切る。尖閣諸島など島嶼部への万が一の攻撃を想定し、水陸両面で機動力を確保する。その切り札が水陸両用車である。

 防衛省によると、2014年度から水陸両用車の本格的な運用検証に入る。手始めとして、来年早々にも米国から4台の水陸両用車を入手する予定。米海兵隊が湾岸戦争やイラク戦争で実際に投入した車種とされる。

 もともと、兵員の輸送や陸地への上陸支援を目的に開発。「水陸両用車」の名前通り、1台で水上も、陸上も運行することができる。例えば、大型の輸送船に何台か積み込み、いくつかの部隊が水上から陸地に分散して上陸するような作戦の遂行が可能になる。

 この車両は20人以上を乗せ、全長約8m。水上で時速10km超、陸上では同70km超で走行するという。防衛省は水陸両用機能の強化について「島嶼における不法行動、着上陸の侵攻事態への対処」を主な理由に挙げる。中国などアジア周辺国への警戒心が背景にあることは明らかだ。

観光面で普及が始まる

水陸両用車の仕組み
運転席に陸上と水上を走行するためのハンドルをそれぞれ設置。車体の座席下にエンジンを2つ備え、陸上時と水上時で切り替える。水上走行時はスクリューを回しながら進む。車両は水中で浮かぶように、アルミニウムを採用している
(写真右:山田 哲也)

 軍事面だと一般には縁遠いと思われるかもしれないが、私たちの身近で水陸両用車が活躍し始めている分野がある。観光だ。

 先駆者が、大阪や長崎のハウステンボスなどの国内4カ所で観光ツアーを手がける日本水陸観光である。実際に乗ってみた。

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「道なき海も自在に走る」の著者

馬場 燃

馬場 燃(ばば・もゆる)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社の経済部などを経て、2012年4月から日経ビジネス記者。電機・IT業界を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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