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「やりたいこと」を探し続け、迷い悩んだ言語聴覚士

8カ月になった長男を抱え、国家資格を取るため4年間在学

2014年3月20日(木)

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筆者:Sさんは、子どもの頃や学生時代に、憧れていた職業ってある?

編集者S:そうですね。月並みですが、幼稚園の先生とか、客室乗務員とか、看護師さんとか。そうだ!パティシエになりたいなんて思った時期もありましたね。大学時代には新聞記者に憧れたものの、就職試験で全敗。結局、今の出版社に入って記者の仕事をしています。でも、この仕事が大好きでやりがいがあるので、よかったと満足しています。

筆者:それは、いいことね。でも、早い時期に進路や職業を決めろと言われても、なかなか決められるものでもないでしょう?

編集者S:それはそう思います!結果的にはよかった、というだけで、最初からそれだけを目標にしていた訳ではないし。

筆者:今日、ご紹介する女性も、学業成績は素晴らしくて、飛び級して大学に入った方なの。でも、自分が何をしたいのかがわからなくて、仕事を変えたり、子育ての真っ最中に学校に通ったりしながら、最終的には言語聴覚士の資格を取って、現在は治療と訓練のための事務所を構えているの。

編集者S:言語聴覚士ってどんな仕事ですか?

筆者:事故や病気で声がうまく出せなかったり、心理的な問題でうまく話せない人たちのトレーニングやカウンセリング、リハビリなどのプログラムを作って、指導をするという仕事です。

編集者S:どうしてその仕事を選ぶことになったのかしら。

   ◇   

言語聴覚士をしているオディル・ドゥクッシュさん(42歳)。生粋のパリジェンヌだ

やりたいことが見つからない

 オディル・ドゥクッシュ(Odile DECOUCHE)さん(42歳)は、生まれも育ちもパリという生粋のパリジェンヌ。

 子どもの頃から勉強ができ、母親がよく勉強をみてくれたため(フランスでは日本のような塾はなく、子どもの勉強は家庭学習が主である)、高校卒業資格検定試験であるバカロレア(BAC)を飛び級して1年早く受験し、17歳(1988年)で合格。ソルボンヌ大学に進み、言語学を専攻。「父親に『翻訳家にでもなったらどうだと言われたから』」ドイツ語を専門に勉強した。

 「何が自分でやりたいのか、全然わからなかったんです。だから、親に言われるがままのことをやっていた。そんな感じでした」

 家庭教師などのアルバイトをしながら、3年間大学でドイツ語を勉強したあと、今度はパリ西部の郊外にあるナンテール大学(パリ第10大学)で教育学を専攻し、修士課程2年を修めた。大学では、教育関連の施設での研修が義務付けられていて、オディルさんは、不登校になった子どもの面倒をみる私立の学校で、アルバイトを兼ねた研修を行った。

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「「やりたいこと」を探し続け、迷い悩んだ言語聴覚士」の著者

増田 ユリヤ

増田 ユリヤ(ますだ・ゆりや)

ジャーナリスト

高校の日本史や世界史、現代社会の講師をしながら、NHKのリポーターを務める。日本と世界の教育現場の取材を重ねる。フランスの知人が増え、フランス女性の生き方を取材するようになった。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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