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NZ戦で「復習」し損ねた日本代表のくすぶる課題

W杯直前、どこかで上昇気流をつかめるのか?

2014年3月24日(月)

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所属クラブの英マンチェスター・ユナイテッドで出場機会に恵まれず、W杯への影響が懸念される香川真司選手(写真:ロイター/アフロ)

 6月13日に始まるワールドカップ(W杯)ブラジル大会まで残すところ3カ月余りというタイミングで行われた3月5日のニュージーランドとの国際親善試合──。テレビなどで観戦した読者の方々は、4―2という結果に終わったこのゲームにどのような印象を持たれただろうか。

 昨年11月の欧州遠征で強豪国オランダ、ベルギーと対戦して1勝1分けという好成績を上げたザックジャパン。その前の10月の東欧遠征でセルビアとベラルーシに2戦連続で完封負けを喫するなどして立ち込めていた暗雲を吹き払い、「このチーム状態を維持できれば、W杯の本大会でもグループステージ突破(ベスト16)にとどまらず、日本代表にとっては初めてのベスト8以上の進出も夢ではない」とまで思わせた。

 一方で、その後も依然としてくすぶり続けた懸念もあった。特に所属クラブの英マンチェスター・ユナイテッドで冷遇されている香川真司、そして伊ACミランという新天地でプレーを模索する日々を過ごす本田圭佑が、再び代表戦で高いパフォーマンスを発揮できるかが不安視されていた。

 そうした中で迎えたニュージーランド戦は、4―2というスコアで勝ったものの、内容では日本代表の抱える課題が改めて浮き彫りになった。監督のザッケローニはこれまでとほぼ同じメンバーを招集し、久しぶりに同じピッチに立つ選手たちに代表のスタイルを「復習」させることを、この試合のテーマと位置づけた。

 ところが、キャプテンの長谷部誠と右サイドのディフェンダー(DF)内田篤人がケガで欠場。前回の欧州遠征から引き続き試したかったフォワード(FW)の柿谷曜一朗もコンディション不良により直前に辞退。そのため、香川と本田のパフォーマンスの確認に加えて、各ポジションの代役を含めてメンバー選考に向けての「追試」という意味合いが大きく出たのではないだろうか。ただその「追試」でも及第点を残せず、結果として大きな不安が残った。

「復習」できなかったこれまでの攻撃スタイル

 この試合で対戦したニュージーランドは、W杯グループステージで対戦するギリシャを仮想して組まれたものだとみられる。堅守からのカウンターによる速攻を軸とする相手に対して、ボールを支配しながら確実にゴールを奪いに行く日本の攻撃スタイルと相手のカウンターに対する守備を「復習」しながら、ワントップのFW大迫勇也、ダブルボランチの山口蛍、青山敏弘、右サイドDFの酒井宏樹の「追試」も兼ねるには、W杯クラスの相手とは精度に差はあるものの、格好の相手であった。

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「NZ戦で「復習」し損ねた日本代表のくすぶる課題」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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