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三洋電機の役職、半減させる

ハイアールアジアインターナショナルの伊藤嘉明社長に聞く

2014年3月19日(水)

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 冷蔵庫や洗濯機で世界一のシェアを握る中国家電メーカー、ハイアール。中国の経済成長とともに売り上げを拡大してきた。そして今、中国を飛び出し、海外展開を加速するためのモデル作りが始まった。その最大の舞台が日本だ。

 三洋電機を前身とするハイアールアジアインターナショナル(HAI)は、ハイアールグループにおける海外進出の先兵としての役割を担う。率いるのは今年2月に社長となった伊藤嘉明氏。中国レノボグループやコカ・コーラ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントなどグローバル企業を渡り歩いてきた伊藤氏に、今後の日本や海外戦略を聞いた。

伊藤社長は中国のハイアール本社が採用したと聞く。ミッションは何か。

伊藤 嘉明(いとう・よしあき)
1969年タイ・バンコク生まれ。98年サンダーバード国際経営大学院ビジネススクール卒業。日本コカ・コーラ、デル米国本社、レノボ、アディダスジャパン、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 業務執行役員シニア・バイスプレジデント ホームエンタテインメント部門日本代表 兼 北アジア代表を経て、2014年2月から現職。(写真撮影 的野弘路)

伊藤:私に与えられたミッションはハイアールアジアインターナショナル(HAI)を、ハイアールがグローバル市場へ展開するためのひな形にすることだ。

 ハイアール流を日本にそのまま移植して欲しいとは言われていない。中国本社で実践する、社員間で給料が10倍変わるような仕組みは日本にそぐわない。

 私自身グローバル企業で働いてきて、良い面と悪い面を理解してきたつもりだ。ハイアールとグローバル企業の良い点を日本に取り入れて、新たなモデルを作っていきたい。

 HAIがグローバル展開のひな形になるためには、三洋式からの脱却が欠かせない。もちろん三洋が持つ日本流の品質管理は素晴らしいので維持しなければならない。ものづくりに対するこだわりを捨てるつもりはないが、給与体系や人事など多くの制度は見直す必要がある。

具体的にどう変えるのか。

伊藤:まず役職が多すぎる。今、10以上あると聞いている。担当部長や担当課長といった役職をなくし、半分程度に減らす。年功序列の考え方に基づいて用意された役職だと思うが、外資系で働いてきた私には理解できない。責任と権限を明確にできないと、意思決定のスピードが遅くなるからだ。

コメント3件コメント/レビュー

「日僑」としてアジア全域で頑張れる人材と感じました。今までの日本には、殆ど存在しなかったので、その先兵としても期待しています。(2014/03/19)

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「三洋電機の役職、半減させる」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いただいたコメント

「日僑」としてアジア全域で頑張れる人材と感じました。今までの日本には、殆ど存在しなかったので、その先兵としても期待しています。(2014/03/19)

「建物を壊さずに人間のみを殺す中性子爆弾」の特性になぞらえて「ニュートロンジャック」と綽名されたジャック・ウエルチの話を思い出しました。三洋元社員の皆様の今後のご健闘をお祈り致します。(2014/03/19)

企業のダイナミズムとはこういうもの、NBオンラインコラム執筆者の河合薫さんに是非とも感想を聞きたい。(2014/03/19)

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