• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「素人が作り、プロが裏方で支える」ボーカロイド人気の秘密

2014年3月20日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今回は、ボーカロイド楽曲を収録した音楽ゲームについて、ご説明します。

 これは安定した人気を誇る人気ブランドのひとつ。2009年に発売された「初音ミク -Project DIVA-」(PSP用ソフト/販売元:セガ)を皮切りに、この5年だけで10数本のソフト(追加楽曲集を含む)が、家庭用ゲーム機およびスマートフォン用ソフトとしてリリースされています。この春にも「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」(PlayStation Vita/PlayStation3用ソフト/販売元:セガ)が登場するなど、その勢いは衰えていません。

 いまの10代の世代にとって、ボーカロイドの人気は圧倒的です。中学生や高校生がカラオケボックスに行ったとき、「ボーカロイド楽曲ばかり歌い続ける」という光景は、珍しいものではありません。ご存知ない方も多いでしょうが、カラオケで歌えるボーカロイド楽曲は、とてつもない数になっています。社によって違いますし、現在も日々増え続けているので正確な数字は出せないのですが、ざっと2000~3000曲あると考えてください。

 いまなお、日本中の何万人ものアマチュア作曲家が、ボーカロイドを使ってオリジナル楽曲を製作し、ネットにアップロードし続けています。そうして生まれた何万ものボカロ楽曲の中から、人気の出たものがカラオケボックスに収録されていくうちに、膨大な楽曲が歌えるようになっているのです。

 これほど巨大なムーブメントを、ゲーム業界が見逃すはずがありません。いまなお新しいボーカロイド楽曲を収録した音楽ゲームがリリースされ、ファンの期待に応え続けているのです。

ユーザーの意向が最優先される世界

 このムーブメントを支えている要因は、つねにユーザーの声を最優先するという、ボーカロイド関連企業のビジネス姿勢にあります。

 通常、コンテンツビジネスというのは「プロが作った完成品を販売する」ことによって成り立っています。人気キャラクターがいる場合、そのキャラクターのブランドイメージを守るため、その性格はもちろん、どんな仕草をさせるのか、どんな服装にするのか、といった細かい設定まで、すべて作り手側が定めていくものです。

 しかしボーカロイドは違います。それらの設定を決めていく権利が、ユーザー側に委ねられたような形になっているのですね。ここで、その一例をご紹介しましょう。

コメント0

「ゲームナビゲート」のバックナンバー

一覧

「「素人が作り、プロが裏方で支える」ボーカロイド人気の秘密」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

富士山を目標にする人はいつか富士山には登れるでしょうが、エベレストには登れない。

澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長