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上質の旅行記で、まだ見ぬ異国の風景やにおいを楽しもう

この8冊を読めば、読書だけで世界中の「旅」を楽しめる

  • 出口 治明

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2014年4月1日(火)

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 みなさん、こんにちは。すっかり暖かくなってきました。新年度を迎えて心機一転、新しいことを始めようかと期待に胸を膨らませている方も多いでしょう。

 今回のテーマは「旅」です。僕が無類の旅行好きであることは、以前にもご紹介したかもしれません。しかし、実際に各地を訪れ、現地の空気や風景、風土を味わうことができる機会は限られています。

 今回は忙しい中でもわくわくした旅を疑似体験でき、かつ旅から得られる学びも共有できるような優れた本を、ここでご紹介したいと思います。

好奇心がすべての出発点

 まず僕が少年のころに一番憧れたのは、実はこの本でした。作家の小田実さんによる『何でも見てやろう』です。

 小田実さんは、大阪出身、東京大学文学部卒の元代々木ゼミナール講師です。ベトナム戦争期に「ベ平連」を結成した活動家としても知られていましたが、2007年に75歳で亡くなりました。『何でも見てやろう』はいわゆる60年安保の時期にあたる1959年、若き小田さんが米国のフルブライト奨学金でハーバード大学に留学した際の体験をつづった本です。

 1枚の帰国旅券と持参金わずか200ドルで、1日1ドルで世界中を歩き回った本です。欧米アジア22カ国を体当たりのコミュニケーションとバイタリティーで歩き回った様子が、実に生き生きと詳細に描かれています。

 かなり昔に書かれた本にもかかわらず、みずみずしい感性にあふれるこの本からは、今も、現地の人の表情や体温、ほこりまみれの空気やにおいまでが感じられるような、五感をくすぐる楽しさにあふれています。世界を見てやろう、何でも見てやろう、という意気込みで、世界を全部見て、感じて、記録したこの旅行記には本当に憧れたものです。読んだ後、「ああ、世界って本当に広いんだなぁ」としみじみ感じた記憶が残っています。

 小田実さんだとちょっと古いかな、と感じる方には、沢木耕太郎さんの『深夜特急』をお勧めします。どちらも、未知の場所を訪れる楽しみに満ちた楽しい本です。

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