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日本のゲームで最も足りない要素の1つが「恋愛」です

男性だけの市場はとっくに終わっている

2014年4月3日(木)

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 日本のゲームビジネスの中で、もっとも足りない要素のひとつが「恋愛」です。

 小説やコミック、映画などと比べると、その違いは明白でしょう。書店には恋愛をテーマにした少女漫画がたくさんありますし、DVDショップに女性向けの恋愛映画のコーナーがありますが、家庭用ゲームの売り場には、女性向けゲームのコーナーはほとんど存在しませんでした(女児用コーナーはありますが)。そのような市場を開拓し、大きく成長させることを怠ってきたといっていい。

 現在のゲームユーザーの半数は女性です。テレビゲームが男性ユーザーをターゲットにしたマーケットだ、という時代はとっくの昔に終わっています。しかし、いまなお女性ユーザーを強く意識したゲームが少ないという問題を、ゲーム業界は抱え続けているのです。

 しかし、ここ数年、流れが変わりつつあるようです。女性向けゲームが目立つようになってきました。特にスマートフォンのアプリ市場では顕著で、女性向け恋愛シミュレーションゲームのテレビCMが流れるようになりました。腰の重い家庭用ゲーム機市場と比べ、より小回りの利くアプリ市場が、いち早く対応した格好です。

 そこで今回は、世間ではあまり語られていない、大人の女性向けゲーム市場の概略について、かんたんに紹介することにいたします。

昨今のゲームイベントにはたくさんの女性の姿があるものの、ゲーム市場は、まだまだ女性向けゲームが少ないという問題を抱えている。

初の女性向けゲームは20年前に登場した

 まずは、女性向けゲームの歴史を知っておきましょう。

 その歴史は古く、女性をメインターゲットに絞った初のゲームは、いまから20年前の1994年に登場しました。その記念碑的なソフトが、女性向け恋愛シミュレーションゲーム「アンジェリーク」(光栄/スーパーファミコン用ソフト)です。

 主人公・アンジェリークが王妃を目指すというストーリー。その途中で出会う9人の守護聖人(格好いい男性キャラクターたち)との恋模様が描かれるところが画期的で、その恋が成就すると王妃の座を放棄し、つまり仕事ではなく恋愛を選ぶというエンディングを迎えます。まさしくハーレクイン的な展開になるゲームだったのです。

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「日本のゲームで最も足りない要素の1つが「恋愛」です」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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