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優れた商品開発が、企業に成功をもたらすメカニズムとは?

2014年4月25日(金)

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 マッキンゼー・アンド・カンパニーは、過去5年にわたり全世界で1千件以上のプロジェクトを実施し、製造業をはじめハイテク、消費財、素材等の業界のクライアント企業が卓越した商品開発を実現できるよう支援してきました。

 今回の連載では、マッキンゼー日本支社の商品開発研究グループを率いるドミートリ・ミシュースティン(パートナー)、小田原 浩(アソシエイトプリンシパル)が、卓越した商品開発の戦略や事例を日経ビジネスオンライン限定で、日本語でご紹介します。戦略や事例は、幅広い業界に通ずる内容ですので、ぜひ日本企業のリーダーの皆様にも、楽しくお読みいただければと思います。

 第1回の記事は、ヨーロッパの商品開発研究グループのリーダーであるVoker Grüntgesと Florian Weigが社内で共同執筆した『Product Excellence(プロダクト・エクセレンス)』からの抜粋です。2014年にマッキンゼーが刊行した同論文では、マッキンゼーが考える商品開発のベストプラクティスの全体像を解説しています。

「卓越した商品」を世の中に出すには、企業のリーダーには商品それ自体の価値だけに頼るのではなく、顧客の感情や体験に訴求することが求められる

 新たなヒット商品を創り出すことが、企業の顧客、投資家や従業員の心を刺激するのに一番手っ取り早い方法であることはいつの世も変わりはない。「卓越した」商品を継続的に市場に送り出すのは常に難題である。だがそこから得られる株価の上昇、市場シェアの拡大、売り上げの増加、見通しの明るい経営といった「リターン」には、かけた時間や労力以上の価値がある。

 「卓越した」などと言われてもすぐイメージがわかないであろうから、いくつか有名な具体例を挙げる。ドイツの半導体業界向けリソグラフィシステムメーカーであるASMLは、革新的な新製品を立て続けに市場に投入する強みを武器に、株価上昇率は650%と急上昇し、業界平均を上回っている。また韓国のサムスン電子は、家電及びその他の分野で卓越した商品開発の基礎を構築し、市場シェアの拡大や高級市場への移行を同時に進めている。

 スイスに拠点を置くネスレ子会社の「Nespresso」は、新たな商品とビジネスモデルを通じて、コーヒー事業やコーヒー抽出機事業、さらには会社の経営規範をも刷新した。ベースには単に製品の性能が優れているだけではなく、デザインの独自性、使いやすさ、清潔さといった要素から感情に訴えかけられる「カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)」への配慮がある。

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「優れた商品開発が、企業に成功をもたらすメカニズムとは?」の著者

ドミートリ・M

ドミートリ・M(どみーとり・みしゅーすてぃん)

マッキンゼーパートナー

アジア地域における先端産業グループ、および日本における商品開発研究グループのリーダー。商品開発、デザイン・トゥ・バリュー、顧客インサイトに関する豊富な知見を提供し、製造業部門の顧客企業を支援。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

小田原 浩

小田原 浩(おだわら・ひろし)

マッキンゼーAP

アジア地域における先端産業グループのコアメンバー。製造業企業に対して、商品開発戦略策定、購買・調達活動最適化等、戦略からオペレーションまで幅広いトピックを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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