• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「オープン」で「ファンキー」な海外顧客に売れ!

なぜ世界トップになれたのか(その3)

  • 日経トップリーダー

バックナンバー

2014年4月14日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 私どもは海外にものを送るのに国際宅配便を使っていますけれども、ロサンゼルスからニューヨークに送るのと、東京からニューヨークに送るのとでは、どっちが速いと思いますか?

 正解は後者です。ロスからニューヨークに送るのに、だいたい1週間ぐらいかかります。東京からニューヨークは4日。加えて、ドイツからスイスに送るよりも、東京からスイスへ送る方が安い。値段は半分ぐらいで済みます。

 大きいものはちょっと違うと思いますけれど、宅配便程度で運べるものであれば、日本という国から世界中にものを送ると、世界で一番速く、安く届けられるのではないでしょうか。ですから、いきなり海外に拠点を置かなくちゃ、と焦らなくていい。

 工場そのものを物流倉庫にして日本から発送すれば、完成品在庫ゼロで商売ができます。そうやってリスクを抑えながら、「市場があるのはどこか」と、じっくり見極めていけばいいんです。

目指せ!インターナショナルな「寅さん」

 インターネットを介するビジネスが軌道に乗ってきた時に、私たちが何をしたかと言えば、海外の展示会に出展しました。言うなれば、国際版の「寅さん」です。

 最初はなんとなく、アジアとヨーロッパの中間だからな、ということで、トルコの展示会に行きました。それが2001年。日本語弁論大会で優勝したという女性が手伝ってくれて、すごく楽しかったんです。そこで調子に乗りまして、世界中の展示会に片っ端から出るようになりました。

 というのも、トルコに行った時に、「これはうかうかしていられないな」と思うことがあったからなんです。会場では、台湾の中小企業が固まってブースを出していました。私たちは「長屋方式」と呼んでいるんですが、ブースの中に中小企業が1コマずついて、お客さんが来るとボタンを押す。すると、通訳が飛んでくる。そんなふうにして通訳を共有しながら、商談をしていました。

 最初はトルコだけかなと思ったんですが、世界中、どこの展示会に行っても台湾の企業が同じようにして売り込んでいる。これは、すごいなと思いました。

 台湾はマーケットが小さいですから、彼らは最初から海外市場を視野に入れています。日本の方が物もいいし、製品レベルも高い。だけど、ウサギとカメじゃないですけど、台湾製も、だんだんと製品のレベルを上げている。それから、こうやって泥臭く世界中のお客様にもPRしていた。

欧米から中国へターゲットをシフトした

 海外の展示会に出た最初の頃は、3メートル×3メートルの、本当にちっちゃいブースで売り込みました。製品を実際に手に取って見てもらったり、サイトのURLが書いてあるシールをばらまいたりしました。

 アメリカやヨーロッパでそういうことをやっているうちに、今度は中国で展示会をやるから来ないか、と言われた。じつは、それまではどちらかというと、アメリカとかドイツをターゲットにしていたんですが、なかなか思うように結果が出ませんでした。ヨーロッパで展示会をやると、100万円単位でお金がすっ飛んでいく。それに見合うだけの注文が取れなくて、けっこう苦労していたんです。

コメント0

「小さくても世界で勝てます! 「メトロール」のIT戦略」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長