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思春期に男女の性別が変わる!?

山中伸弥教授と野田秀樹氏が“細胞”を語り尽くす(その5)

  • 崎谷 実穂

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2014年4月11日(金)

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 20世紀に「DNAの二重らせん構造」が発見されて以降、人類は遺伝のメカニズムを研究してきた。その結果、人間の個性や能力などが遺伝子による部分があることを多くの人が知ることになった。だが、生まれた後の努力や経験、置かれた環境によっても、人は変わることができる。そのメカニズムの主役となるのが「細胞」だ。

 細胞は「体を構成する部品」と捉えられることが多いが、近年の研究ではそうでないことが明らかになってきた。1つの自律した生命体のように、自ら周りを探り、状況を判断し、自らを変化させているダイナミックな存在なのだ。細胞の中には、我々の経験を反映する仕組みが隠されている。

 NHKでは、最新の細胞研究を紹介する「人体 ミクロの大冒険」を3月29日から4回にわたって放送した。番組中では、iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授と劇作家・演出家・役者の野田秀樹氏が“細胞”について対談した。

 日経ビジネスオンラインでは、番組で紹介できなかった対談のすべてを掲載する。今回のテーマは思春期だ。細胞が放出するホルモンによって、細胞社会は大きく変化する。(今回のゲストは、作家の角田光代氏とタレントの松嶋尚美氏)

ドミニカのある地域では、性別が変わることが珍しくない

ドミニカ共和国のラス・サリーナス村に住む男性は、小さいころは女性だった

 ドミニカ共和国のラス・サリーナス村。この村では不思議な現象が起こっている。それは思春期を境に、男性が女性に、女性が男性に、性別が変わるという現象だ。医師の推定では、この地域で突然性が変わった人は数百人にのぼると言われている。

野田秀樹(以下、野田):今回のテーマは、「細胞の変身パワー」です。

松嶋尚美(以下、松嶋):性別が変わる村なんて、本当にあるの。言葉を失うね。

野田:びっくりしましたね。一人だけならともかく、村全体でこういう現象が起きているのがすごい。

山中伸弥(以下、山中):医学部時代に教科書で、男性・女性の区別が十分につかない状態で生まれ、第二次性徴のときに初めて区別がつくようになるケースについては読んだことがあります。しかし、ひとつの村のなかでこれだけたくさん起こっているとは初めて知りました。

角田光代(以下、角田):思春期でこんなに体が変わっても、気持ちはついていけるものなのでしょうか?

山中:心の性と体の性が一致していない場合、本人はすごく葛藤されると思います。

「山中教授×野田秀樹の細胞対談」のバックナンバー

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