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私家版「ザ・ベストテン2014」。「ヒット」は自分で分析!

トッキュウジャー、S.A.K.U.R.A.、春風、に注目

2014年4月15日(火)

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 私は、自他共に認めるヒットチャートオタクです(自嘲)。

 下の画像は、31年ほど前につけていた「ザ・ベストテン」ノートのある1週間です。こんな風に記録を取っては、「あぁ、女性アイドルのブレイクする曲は筒美京平という人が作っていることが多いな」とか「フジテレビのアニメ主題歌はよくキャニオンレコード(当時)から出るのだな」とかを自然に学習(?)していました。決して人様に自慢できるものではなく、30代半ばくらいまでは“偏った人間”だとコンプレックスにさえなっていましたが、「ザ・ベストテン」ノートのように複眼的にヒットを見ることが大事だと思ってきたことが、仕事の様々な面で役立っているので、今はそれで良かったのだなと思っています。

「ザ・ベストテン」1983年7月28日放送分のチャート、曲名と歌手名の間に「ザ・ベストテン」と「ザ・トップテン」と、「オリコン」、ラジオ「全日本歌謡ベストテン」などを総合したランキング推移を付けたり、右端には独自に集計および類推した「ザ・ベストテン」月間ランキングまで載せている。一時は、「ひょうきんベストテン」までつけていた(笑)。どれほどヒマだったのだろうか。 なお、ところどころ黒ずんでいるのは、30年以上前のテープやホコリが酸化しているため。

 だからこそ、ヒットチャートは「ヒット曲が見つかり、その理由にも納得できる」ものであり続けてほしいのですが、最近、インターネット上のコメントを見ていると、ヒットチャート、特にCDチャートについては、「既に終わっている」「もうなくても良い」という意見を見ることが少なくありません。

 なぜでしょうか。しばらくの間チャートを見続けているとその理由が分かります。

 最近は、週間1位の大半が、AKB系かジャニーズ系。TOP10の半数はK-POPやアイドルグループ。そんな状況が毎週のように続いています。勿論、彼らのファンにとってはTOP10入りというのは価値があり、それを目標にファンとアイドルが一体となって頑張っている姿もLIVEやSNS上で頻繁に見かけます。だからこそ、アイドルファン以外にとっては、そんなヒットチャートが面白くない、という意見があるのだと推察できます。

 私が子供の頃、TBS系で放送されていた音楽番組「ザ・ベストテン」(1978年~1989年)では、何が1位になるのか、TOP10入りするのか分からずに、教室の休み時間で、木曜日は誰が1位になるか、また金曜日の朝は意外な曲が1位で面白かった、といった話題で持ちきりでした。

 しかし、今では強豪アーティスト同士が発売日を1週ずつずらしたりすることや、CDの売り上げは発売2週目以降急落するのが当たり前になって、発売日一覧を見れば、どの曲がCDセールスで1位なのか初めから分かってしまう。これも、「ヒット」に関する人々の興味が薄れる方向につながっているような気がします。

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「私家版「ザ・ベストテン2014」。「ヒット」は自分で分析!」の著者

つのはず誠

つのはず誠(つのはず・まこと)

音楽チャートアナリスト

京都大学大学院理学研究科から三菱化学に入社。97年に趣味を仕事に活かそうと音楽系広告代理店に転職、05年10月に独立しT2U音楽研究所を設立、音楽市場分析、企画CDの監修、選曲、記事執筆を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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