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シニアに働きやすい環境を作れば、会社は強くなる

小出晶子・タイヨー機械社長に聞く

2014年4月18日(金)

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 65歳までの雇用継続が法的に義務化されて1年。企業の側には、シニアの活用になお戸惑いがある。だが、少子高齢化で若年労働力が減っていく将来、企業と日本を支える主役としてシニアの役割は無視できなくなる。

 彼らを生かし、日本経済を押し上げる道はどこにあるのか。ここでは日経ビジネス4月14日号の特集「シルバー維新」と連動し、企業や個人の取り組みを紹介する。

 今回にお伝えするのは、愛知県稲沢市のベアリング部品メーカー、タイヨー機械の取り組み。同社は、従業員の半数が高齢者。だが、作業を単純化し、ラインで使う機械や工具(治具)を自ら作り、シニアが働きやすい環境を作ることでむしろ競争力を高めている。小出晶子社長に詳細を聞いた。

(聞き手は田村 賢司)

タイヨー機械の小出晶子社長(左)と、シニア社員として活躍する82歳の吉田進さん(写真:臼井 美喜夫、以下同)

従業員55人の半数が65歳以上で、定年はなく、働けるところまで働けるようにしていると聞く。シニアも働きやすくなるように、どんな工夫をしているのか。

小出:中小企業で高齢の従業員が多いのは珍しいことではないと思うが、当社はその中でも多い方だろう。

 シニアの人たちに頑張ってもらっているのは、彼らに働く意欲があるからだ。気を付けているのは彼らが働きやすい環境を作ること。作業をできるだけ単純化し、機械化した。1人で行う仕事をなるべく複雑にしないで、しかも体力がなくてもできるように工場のラインを作っている。

 当社は自動車や事務用機器などに使うベアリングの部品を作っている。その工程の作業をできるだけ小さく分け、さらにそれぞれを機械化することで誰でも働けるようにしているということだ。

82歳と70歳コンビで自社機械を製作

日本の製造業は、工場のライン従業員を、1人で複数の作業をこなせる多能工にすることに力を入れてきたが、逆に単能工化してきたということか。

小出:その通り。カギになるのは、分けた作業を機械化して効率を落とさないようにすること。そうすれば、働く人も楽だし、受け持つ仕事をローテーションのように変えていけば、飽きも来ないから同じ仕事ばかりしていやになることも防げる。

 当社の場合はラインの機械は、自分たちで工夫し、自ら作っている。そうすることで、現場の作業に合った機械を安く作れるようにもしている。

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「シニアに働きやすい環境を作れば、会社は強くなる」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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