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老化は防げる? カギ握る免疫細胞

山中伸弥教授と野田秀樹氏が“細胞”を語り尽くす(その7)

  • 崎谷 実穂

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2014年4月22日(火)

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 20世紀に「DNAの二重らせん構造」が発見されて以降、人類は遺伝のメカニズムを研究してきた。その結果、人間の個性や能力などが遺伝子による部分があることを多くの人が知ることになった。だが、生まれた後の努力や経験、置かれた環境によっても、人は変わることができる。そのメカニズムの主役となるのが「細胞」だ。

 細胞は「体を構成する部品」と捉えられることが多いが、近年の研究ではそうでないことが明らかになってきた。1つの自律した生命体のように、自ら周りを探り、状況を判断し、自らを変化させているダイナミックな存在なのだ。細胞の中には、我々の経験を反映する仕組みが隠されている。

 NHKでは、最新の細胞研究を紹介する「人体 ミクロの大冒険」を3月末から4回にわたって放送した。番組中では、iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授と劇作家・演出家・役者の野田秀樹氏が“細胞”について対談した。

 日経ビジネスオンラインでは、番組で紹介できなかった対談のすべてを掲載する。今回のテーマは“老化と死”だ。人間の長寿、そして老化には、免疫細胞の働きが深く関わっている。病と闘う免疫細胞が、実はさまざまな病気を引き起こしていることが最近の研究から明らかになってきた。(今回のゲストは、作家の阿川佐和子氏)

野田秀樹(以下、野田):今回のテーマは、私たちが最も気になる老化や死。これらを細胞の面から解き明かしていきます。あ、そうだった、今回のゲストは阿川佐和子さんです。

阿川佐和子(以下、阿川):ちょっと野田さん、老化したんじゃないですか(笑)。

野田:まあ、今のは老化じゃないですけど(笑)、舞台をやっていて老化を感じることはありますよ。若い時は舞台上で高くジャンプできたのが、だんだん跳べなくなってきた。

阿川:走ることはできるんですか?

野田:横は大丈夫なんですけど、縦がダメですね。その原因は、アキレス腱や膝が痛くなるから。でも、病院に行くとだいたい、「それはもう、老いです」と冷たいことを言われてしまいます(笑)。こういうときは、部品を取り替えられればいいのにって思います。

阿川:そんなこと言ったら、私も先日病院で「あなたの血管年齢は78歳です」って言われたんですよ。いや、もうちょっと実年齢は若いんですけど……とがっかりしました。いろいろ詰まったり狭くなったりしてるんですって。もうすぐ死ぬからいいかと思う一方で、これだけ科学が進歩しているなら、血管のなかをシューッと掃除してきれいにできないもんかな、とも思っちゃいました。

山中伸弥(以下、山中):心臓の血管の場合は、詰まっているところを広げるという治療は行われていますよ。

阿川:それは手術ですよね。なんかもっと、お風呂の水道管をきれいにするみたいに、手軽にシュッとできないかなと思ったんです(笑)。

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