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「それって本当にベストな解決策?」と真剣に考える

180日間の能力養成プログラムを体験して(前編)

  • 宮澤 博行

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2014年5月26日(月)

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 「これでどうでしょう」。部署で取り組むべきある仕事に対して、部下や関係他部署のメンバーが実行プランを提案してきた。

 私はそのプランについて「仮説検証型の思考」をしてみることにした。そして、いくつかの観点から「このプランは本当にベストだろうか」と検証した。

 すると改善するべき点が見つかった。その点を提案者に指摘したところ、提案者のプランはより確実性の高いものに磨き上げられ、結果として仕事がスムーズに進んだ。こういうやりとりを、部下も含めた社内のメンバーとできるようになってきた。

 「今どきのビジネスは動きが速い。とにかく走ってみて、それから軌道修正すればいい」。こういう意見を耳にする。時と場合によっては、それが正解かもしれない。しかし、私は「多少時間がかかったとしても、きちんと仮説を検証してから手をつけるべき。考える時間のコストは、考えないで飛びついた結果生じるロスよりずっと小さい」と感じている。

リーダー向け能力開発プログラムがきっかけに

 私は三菱電機インフォメーションシステムズにおいて課長職を拝命している。当社の主な事業は、情報システムの受託開発および運用管理で、私の課は金融機関向けの開発と運用管理を担当している。部下として、エンジニアが22人いる。

 お客様である金融機関の情報システム群は複雑で多岐にわたる。私の課は主に、「運用管理システム」と呼ばれる、金融情報システム全体の安定稼働を支える仕組みの開発と管理を請け負っている。やりがいはあるものの、常に高い品質の仕事が求められるので気を抜けない。

 チームリーダーだった私が課長に昇進したのは、今から2年半ほど前、2011年12月のことだった。辞令を受け取った時、「できるかな」と思ったことを憶えている。そういう心境になったのは、課長である先輩社員の忙しい姿を近くで見てきたからだろう。

 それでも本稿を書いている今、日々の業務を回しながら、どうやって課をより良くしていけばいいか、中長期を見据えて考えられるようになってきた。それができるのは、仮説検証型の思考を現場で役立てたり、傾聴を本当に意識することで部下の考えを把握したり、マネジャーの力が付いてきたからだと思っている。

 自分の力を伸ばすきっかけとなったのは、2012年7月から12月の半年間にかけて参加した能力開発プログラムである。『ITリーダー養成 180日実践塾』というものだ。ある日、直属の上司から「こういうものがあるが、行ってみるか」と勧められて、受講を決めた。冒頭に書いた仮説検証型の思考を心がけるようになったのも、このプログラムが契機である。本稿では、そのプログラムで学んだことや成果を踏まえつつ、最近の私が課長として心がけていることを4点述べていく。1点目として、仮説検証型の業務スタイルについて説明する。

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