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「これはひどい…」と絶句した監査官

国土交通省・技術企画課長、潮崎俊也の驚愕

2014年4月30日(水)

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 昨年9月19日、JR北海道で貨物列車が脱線し、レール幅の異状を放置していたことが発覚。国土交通省は9月21日~1月20日に、3回に分けて断続的にJR北海道に対する特別保安監査に踏み切った。異例ともいえる大規模な監査の指揮官は、現場の惨状に言葉を失った。

監査を終えた感想は。

潮崎:これほどひどいとは思わなかった。これはJR北海道に対する特別保安監査を指揮した者としての率直な感想です。

 貨物列車の脱線事故現場でレール幅の異状を放置していることが分かり、昨年9月21日に保安監査に乗り出しました。この時から我々は菅義偉官房長官や太田昭宏・国土交通大臣の指示を随時受けながら動いていました。

 しかし、問題はレール異常の放置にとどまらなかった。

首相官邸が危機感を募らせた

函館線大沼駅構内で起きた脱線事故をきっかけに保線現場の不正が発覚した

潮崎: 2013年10月下旬、「レール検査データが改竄されているらしい」との第一報がJR北海道からもたらされました。監査対象の1つである函館保線管理室で、我々が立ち入る前日の昨年9月25日に、レール異状の放置が発覚しないようにデータを書き換えていました。

 首相官邸からは、「厳正に監査するように」とのご指示がありました。

コメント2件コメント/レビュー

北海道新幹線整備の前倒しが決まったという報道に「そんな状況か?」と思ったが、そうでもしないと、JR北海道のメンテナンスにヒトモノカネが投入できない、という一発逆転を狙った方針か?(2014/04/30)

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「「これはひどい…」と絶句した監査官」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

北海道新幹線整備の前倒しが決まったという報道に「そんな状況か?」と思ったが、そうでもしないと、JR北海道のメンテナンスにヒトモノカネが投入できない、という一発逆転を狙った方針か?(2014/04/30)

改竄をしなければならないほど追い詰められた理由を突き詰めて、そこを改善しなければ本質の改善にはつながらないと思う。北海道特有の人口の少なさと面積の広さ、気候の厳しさから採算が合わないのであれば、廃線も視野に入れて対策しなければならないはず。もしくは、再度、国鉄に戻して税金の投入をすることだ。日本の鉄道マンならば中韓とは違い、儲け主義による改竄ではないはず。(2014/04/30)

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