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「課をもっと明るくして」と言われて

180日間の能力養成プログラムを体験して(後編)

  • 宮澤 博行

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2014年6月2日(月)

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 前回は、課長になって2年強が経過した私が心がけていることの1つである「仮説検証型の思考」について述べた。今回は残る3点の心がけを説明する。

【その2】中長期を見渡す視野で組織の在り方を考える

 私は今、若手SEにもっと仕事を任せ、権限を委譲することを検討している。若手SEに任せられる仕事をきちんと抜き出す。そのままでは任せられない仕事内容だったとしても、リーダーがフォローすることを前提に任せられそうなものを洗い出していく。現場のリーダーである上級SEと一緒に詳細を詰めている最中だ。

 若手への権限委譲は、私がマネジメントしている部署にある「若手SEのスキルが伸び悩んでいる」問題への対処である。若手が伸び悩む遠因として、若手SEのすぐそばにスキルの高い上級SEがおり、若手SEに上級SEを頼る気持ちが出てきてしまう状況があった。

 私が現場のチームリーダーだった頃から今に至るまで、若手SEにもっと仕事を任せて育てようという意識は、常に頭の片隅にあった。だが、お客様に依頼されている仕事を滞りなく回すということから考えると、なかなか若手SEに権限を委譲して仕事を任せることができなかった。

 別の言い方をすると、任せて育てることは大事だと思っているが、何とか仕事を回せていたがために、そのまま続けていた。現業の忙しさから真剣に考える時間をなかなか作れなかったという面も多少ある。

 しかし、課長に就任し、能力開発プログラム『ITリーダー養成 180日実践塾』に参加し、自部署の問題を深掘りするようになってから、その意識が変わり始めた。若手SEが育たなければチームリーダーの手が空かず、いつしか部署が縮小均衡してしまい、新しいことにトライできない。それまで漠然と持っていた危機感が、リアリティを伴って迫ってきた。

 腰を据えて物事を考えるというのは、現場で仕事をこなしている日常においては、なかなか難しい。上司から参加するように言われた180日実践塾はじっくり物事を考える機会になった。このことが懸念となっている課題の解決に向けて一歩先に進めるターニングポイントになったのは間違いない。現業で忙しい上に180日実践塾の課題をこなすのは大変だった。ほかの受講生たちも「大変だ」と悲鳴を上げていた。念のため、忙しいが充実した日々であったことは付記しておく。

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