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政府専用機も「脱ジャンボ」

ANAやJALはなぜA380を選ばないのか

2014年5月7日(水)

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 2014年3月末、全日本空輸(ANA)のボーイング747型機がすべて退役した。

 これによって、日本の航空会社から、エンジンを4基有する「4発機」の旅客機が姿を消した。

 ボーイング747をはじめとした4発機の最大の強みは大型機であることを生かした大量輸送にある。例えば747の国内線仕様の場合、座席数は500以上。大量の乗客を一気に輸送できるため、ゴールデンウィークや年末年始といった繁忙期などを中心に、日本国内でも重宝されてきた機体だ。

ボーイング747に代表されるように、エンジンを4基搭載する航空機を「4発機」と呼ぶ。写真でも左右それぞれの翼に2基ずつエンジンを搭載しているのが分かる。貨物機はまだ活躍中だ(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 ボーイング747と同じ4発機のエアバスA380については、スカイマークが今後、導入する見込みだ。ただし現在の計画では2017年までに6機だけ。それも当初は成田~ニューヨーク路線だけに限られる。

 経営破たん前の日本航空(JAL)が、最盛期に100機以上の747を保有していたことを考えると、その規模の差は歴然としている。そして今年3月、ついにANAも747を手放した。そう考えると、日本で「4発機」の時代は終わったとも言える。

 「ジャンボ」の愛称で親しまれた747は、ANAとJALが、羽田~那覇線などの幹線や、国際線で飛ばしていた。飛行機について詳しくない人でも、見覚えはあるだろう。

 そのためジャンボの退役時には、多くの人が空港に詰めかけ、別れを惜しんだ。最新技術でモデルチェンジした747-8を改めて導入してほしいという声も聞かれる。

総2階建てのエミレーツ航空のA380

 一方で、エアバスの大型機であるA380にも熱い視線が注がれている。総2階建てのゆったりとした空間を生かし、エミレーツ航空はA380の機内にシャワールームを備えている。「飛行機の中でこんなことまでできるのか」。A380は今や、乗客の驚きや憧れを誘う存在となっている。

エミレーツ航空のA380内にあるバー
エミレーツ航空のA380内にあるファーストクラスの様子。ゆったりした空間を生かし、大画面の薄型テレビや広いテーブルを備えている

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「政府専用機も「脱ジャンボ」」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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