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インドの味噌汁はスパイシー!?

2014年5月12日(月)

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 ある時、ふと思った。日本人にとってソウルフードが味噌汁だとしたら、世界中の人にとってのそれは、どんな食べ物なのだろう?
 世界には195の国があるそうだが、それぞれの国が独自の文化や歴史を持ち、気候だって全然違う。そうした情報が凝縮されているのが、食なのかもしれない。ということで今回からスタートする「世界魂食紀行」では、日本で暮らす外国の方に、こんな質問をしてみることにした。
 「あなたの国のソウルフードは何ですか?」

 さて初回はインド編。インドといえば、カレー。
 多くの人がそう思い浮かべるのではないだろうか。ならば、インドのソウルフードってやっぱりカレーなのかしら・・・・・・。

 これは確かめねばならないと、東京の東端、江戸川区の西葛西駅に降り立った。実はこの西葛西には、約2500人のインド人が住んでいるという。日本にいるインド国籍の外国人登録者数は2万1501人(2011年末現在)だから、1割以上がこの街で暮らしていることになるのだ。インド人学校やヒンドゥー教寺院まで建ち、コミュニティーが形成されている“リトルインディア”なら、きっとソウルフードにも出会えるはず。そう思って訪れたのである。

ジャグモハン・S・チャンドラニさんは、インド東部にあるコルカタ(カルカッタ)の出身

 見る限りではよくある日本の住宅街だった。インド料理屋が軒を連ね、カレーの匂いが立ち込めているのでは、と想像していただけに少々不安を覚えながら歩き出す。すると、スーパーマーケットの前でベビーカーを押す黄緑色のサリーを着た女性を発見。すっかり街に溶け込んでいるではないか。

 「西葛西にインド人が住むようになったのは1999年からです。コンピューターの誤作動が危惧された、いわゆる『2000年問題』の対策のために、IT国家として注目され始めていたインドの技術者たちが、日本企業に雇われて続々と来日したんです。彼らは会社員ですから、平日の昼間はあまり見かけないかもしれませんね」

 そう教えてくれたのは、西葛西でインド料理店を営むジャグモハン・S・チャンドラニさん。1979年からこの街に住むチャンドラニさんが、彼らの住居を世話するうちに、人が人を呼んでインド人が集まるようになったのだという。

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「インドの味噌汁はスパイシー!?」の著者

中川 明紀

中川 明紀(なかがわ・あき)

ライター

講談社で書籍、隔月誌、週刊誌の編集に携わったのち、2013年よりライターとして活動をスタート。インタビュー記事を中心に、雑誌や電子出版物で活躍している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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