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もう、韓国人の3割が「中国に鞍替え」

読者からの質問に答えて(12)

2014年5月15日(木)

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 「朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が進める『米中二股外交』を、普通の韓国人はどう見ているのか」――。読者からの質問に答える。

五星紅旗と握る韓国

鈴置:興味深い写真があります。「南北の『反日協調』は『反米協調』の延長か」(韓国語)という記事のイメージ写真です。保守派のネット媒体、趙甲済(チョ・カプチェ)ドットコムに載りました。

 ベンチに男の子2人と女の子1人が座っていて、3人を後ろから撮っています。女の子は一番右。真ん中の男の子は右手を女の子の肩に回している。でも、女の子はその男の子の後ろから左手をこっそりと回し、一番左に座っている男の子の右手と握り合っている。

 3人の子の背中にはそれぞれ異なる国旗が描いてある。右端の女の子は韓国の旗、真ん中の男の子は米国の星条旗、左端の男の子は中国の五星紅旗と北朝鮮の国旗――。

 米国に守ってもらいながら、裏では中国と手を握っている韓国を皮肉ったものです。

写真を見ればすぐ分かる

文字通り、韓国が中国と裏で手を結んでいる構図ですね。

鈴置:趙甲済ドットコムで活躍する知識人の多くは「中国傾斜」に危機感を持っています。保守も含め韓国では「米中二股派」が急速に増えています。その中で相変わらず「親米」を明快に打ち出す趙甲済ドットコムは、今や珍しい存在です。

 この記事を書いたのは金泌材(キム・ピルジェ)記者。掲載日は2014年2月6日です。この頃までに、韓国人ならこの写真を見れば何を意味するかがすぐに分かるほど、中国傾斜が進みました。

米国が「中国傾斜」に怒り出すと韓国人は思わないのですか。

鈴置:いいご質問です。そう思う韓国人は案外少ないのです。「同盟は米国とだけ結んでいる。だから韓国は中国よりも米国に近い。米国が怒るはずはない」と考える人が大半です。

 この写真がそれをよく示しています。女の子の肩にまで手を回しているのは真ん中の男の子――米国だけなのです。それに女の子だって――韓国だって米国の肩に首を預けています。

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「もう、韓国人の3割が「中国に鞍替え」」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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