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「失われた20年」は、実は「成長痛の20年」でした

苦しんだ期間はイギリスよりも短いのです

2014年6月9日(月)

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 インターネットサービス企業のディー・エヌ・エー(DeNA)、メモリー大手のマイクロンメモリジャパン(旧エルピーダメモリ)、大手製薬会社アステラス製薬、半導体に欠かせないシリコンウェハーメーカーのSUMCO、大手都市銀行のみずほ銀行、そして最近上場したジャパンディスプレイ。これらの企業の共通点は何でしょうか。

 彼らは、「失われた20年」の間に生まれ、躍進してきた企業群のほんの一部です。このグループには現在、成功している企業だけでなく、苦しんでいる企業、既に売却された企業など、実に様々な企業があります。しかし「失われた20年」と呼ばれた時代であったのにもかかわらず多くの企業が生まれ、その多くが今も活躍しているのはなぜでしょうか。

 彼らは、ベンチャー企業、みずほやアステラスのように合併によって作られた企業、あるいは20年の間に作られた新しい起業方法から生まれた企業です。楽天、カカクコム、グリー、ミクシィ、DeNAのような、インターネットの普及で起業できた企業もあります。新しい企業ばかりではなく、ソフトバンク、ファーストリテイリング、ワタミ、キーエンス、日本電産など、この時代に一気に成長した企業もあります。

 このような現象が起きたのは、90年代が全く失われてなどいなかった証拠です。むしろこの20年間は、若く成長が著しかった日本から、成熟した、「大人な日本」に変わるための、大事な変革期だったのです。当時の日本の産業構造では、グローバル社会で競争できなかったからです。

 この変革は、成長痛のような、とても痛いものでした。しかし、20年以上“英国病”という成長痛で苦しんできたイギリスと比べると、20年という期間は決して長くありません。しかもその20年の間、日本の政治経済が構造改革を進めたため、新しく、競争力のある企業を生み出すシステムが生まれました。今日は、この変革についてお話ししたいと思います。

どうして競争することが大事なのか

 この20年間の日本経済における一番の変化といえば、競争が始まったことでしょう。例えば、ファーストリテイリングのユニクロを例に見てみましょう。ユニクロの成功理由は、たくさんあると思います。まず、経営者の柳井正さんがいち早く予見した次の流行ファッションをもとに、安くておしゃれな服を作れることです。そして、サプライチェーン・マネージメントなどの企業経営が素晴らしいこともあげられます。それから、ヒートテックを筆頭に、一級品の素材を使っているのも強みです。

コメント16件コメント/レビュー

まるで大学生が調べた内容を並べているような内容なので、突っ込みどころ満載だけど、日本人が書いた訳じゃないからしょうがないのでしょうかね。(2014/07/14)

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「「失われた20年」は、実は「成長痛の20年」でした」の著者

Uシェーデ

Uシェーデ(うりけ・しぇーで)

米UCサンディエゴ大学教授

日本型経済・経営および経営戦略論の権威。主な研究領域は、日本を対象とした企業戦略、組織論、金融市場、政府との関係、企業再編、起業論など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

まるで大学生が調べた内容を並べているような内容なので、突っ込みどころ満載だけど、日本人が書いた訳じゃないからしょうがないのでしょうかね。(2014/07/14)

表題を見て読んだのですが全く期待はずれの記事でした。競争さえすればなんでもうまく行くという、ただの「新自由主義」礼賛の記事でしかない。(2014/06/28)

アメリカ的資本主義を礼賛し、日本がそれに追随していることが素晴らしいことだと絶賛されているようですが、私にはただ企業活動がやりやすくなっただけという感想しかありません。それも労働者を踏みつけにして。より暮らしやすくなったのか、より幸せになったのか。若者を中心とする爆発的な非正規労働者の増加をみていると、この先どうなるのかと不安が先行し、何十年先を考えると暗澹たる思いがします。一度立ち止まってじっくり考えなおす必要があると思います。(2014/06/25)

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