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LINEでもない、Facebookでもない「何か」

「BAND」のチョンマン・パークCEOに聞く

2014年5月28日(水)

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 米フェイスブックは今年2月、メッセージアプリで世界5億人の月間利用者を抱える米ワッツアップを190億ドル(1.9兆円)で買収すると発表した。従業員わずか50人あまりのスタートアップにフェイスブックが巨費を投じる背景には、世界中の通信業界でアプリ業界が巻き起こす業界再編の動きがある。日経ビジネスでは5月26日号特集「新・通信覇者 ~アプリvsキャリア 乱戦の行方~」でこの動きを伝えた。

 WhatsApp、LINE、WeChat、Kakao Talk、Viberなど、様々なプレーヤーが覇権争いを繰り広げる中、新たなコンセプトで同市場へ参戦するプレーヤーも登場している。代表格がキャンプモバイルが運営する「BAND」だ。キャンプモバイルはネイバーの子会社で、LINEとは兄弟会社に当たる。一見するとLINEと競合しそうなアプリだが、果たしてその意図は。キャンプモバイルのチョンマン・パークCEO(最高経営責任者)に話を聞いた。

BANDの開発に至った背景について教えてほしい。

キャンプモバイルのチョンマン・パークCEO(最高経営責任者)

 我々が「BAND」を世の中に送り出したのは2012年8月だ。その頃、韓国では韓国版ツイッターやフェイスブックなどが乱立し、利用者たちはある悩みを抱えていた。

 休み中に観た面白い映画や美味しい食事をフェイスブックにアップロードしていいものなのか、仕事でつながっている同僚たちにとって意味のない情報を掲載してしまうのではないか、逆に家族や知人や友人とのプライベートな情報をオープンにしていいものか。オープン型のコミュニティーが活性化する一方で、自分が本当に伝えたい人だけに伝えたいというニーズが発生していたのだ。

 この需要を捉えて登場したのがBANDだ。BANDでは自分がアプリ上で仮想的な空間を作り、特定の人だけを招待して話せる仕様になっている。話す対象が制限されるということは、より深い話ができるようになるということ。話すテーマもある程度、決まってくる。閉鎖的な空間を作り出すことで、コミュニケーションは逆に深くなる。それこそが他社との競争要因になると考えた。

BANDでは趣味、家族、仕事、同窓会といった用途やコミュニケーションを取る相手によって、グループを複数作れる。

 カカオトークやLINEなどのメッセンジャーアプリは、端末を変更すると会話の内容が消失し、リアルタイムでの会話は利用者同士の不安を煽る。BANDはどのような環境下でも会話の内容は保存されており、それが徐々に自分たちの空間に対するロイヤリティ向上につながる。グループ利用にとって便利なスケジュール調整機能なども搭載している

 日本でも2013年1月から開始し、現在では世界7カ国の言語に対応している。利用されている国は160カ国に上る。2012年末の時点で500万ダウンロードだったが、2013年末に2300万ダウンロードを突破し、2014年5月7日には3000万ダウンロードを突破した。

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「LINEでもない、Facebookでもない「何か」」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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