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ようやくドコモからiPad、新料金なら安く使える

アップルの新の意図はマイクロソフト対抗か

2014年5月30日(金)

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 5月28日、NTTドコモが突如、アップルの「iPad Air」「iPad mini retina」を6月10日から取り扱うと発表した。

 本来であれば、KDDIとソフトバンクモバイルが取り扱いを開始した昨年11月1日と同じタイミングでNTTドコモが発売できればよかったはずだ。しかし、先行する2社から7カ月も遅れて販売することとなってしまった。

 当初、業界内の噂では「2014年1月に出るのではないか」といわれたこともあったし、「学生・新社会人需要の多い春商戦までに投入するのではないか」とも言われていた。

 当時、NTTドコモの加藤社長に「iPad導入はいつになるのか」とぶつけると「売りたくても売れない状況」と、かなり苦々しい表情をしていたのが印象的であった。おそらく、NTTドコモとしてはすぐにでも売りたかったが、アップルが「ウン」と言わなかったのだろう。

 3月も過ぎると、業界内では「ドコモiPad」の噂は聞かれなくなり、多くの人から「次の新商品発売のタイミングまでないのではないか」という見方がされていた。

 しかし、その沈黙を打ち破るかのように、突然、NTTドコモとアップルから6月10日に発売するとのアナウンスがあった。

アップルの販売テコ入れか?

 今から振り返ってみれば、5月のこのタイミングになって、アップルとしてはiPadの販売をてこ入れしたかったのかも知れない。

 KDDIとソフトバンクモバイルが、相次いで「iPad Air」「iPad mini retina」の本体価格を1万4040円(税込み)値引くキャンペーンを5月下旬から始めていたのだ。キャンペーン期間は8月頭まで。もしかすると、秋に発売される新製品を前にして、在庫を一掃したいと考えたのかも知れない。

 KDDIとソフトバンクだけでは力不足と感じるが、ここでNTTドコモが販売に参加すればインパクトは大きい。

 Twitterなどユーザーの声を聞くと「いまさら、NTTドコモから発売されても遅すぎる」といった意見もあるが、NTTドコモは何と言っても、法人営業が強いキャリアである。

 法人でのスマートフォンやタブレットを導入する場合、企業としては、端末として実績があり、安定性のあるものを好む傾向がある。「iPad Air」「iPad mini retina」であれば、すでに導入事例も多く、企業にとって安心だ。

 新製品の発売が近くなれば、企業にとっても、値段交渉がしやすくなるということもある。NTTドコモ、アップル、そして導入企業にとって、iPadという商材であれば、この時期の販売開始は決して、遅すぎるわけではないだろう。

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「ようやくドコモからiPad、新料金なら安く使える」の著者

石川 温

石川 温(いしかわ・つつむ)

スマホ/ケータイジャーナリスト

1999年日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社、『日経トレンディ』編集記者に。ケータイ業界を中心にヒット商品、クルマ、ホテルなどで記事を執筆。2003年にジャーナリストとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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