• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

チノパンは細ければ細いほど良い?

西友のチノパンに見る、GMS衣料の難しさ

2014年6月4日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ここ半年ほどの間に、カジュアルパンツを購入されたことがあるだろうか?

 大衆向けブランドの今春のメンズカジュアルパンツは概して細身になっている。先日、西友でプライベートブランドの新作チノパンを発見した。ベーシックなベージュや薄ベージュのほか、かなり明るいグリーン(光線の当たり具合ではエメラルドグリーンにも見える)、ロイヤルブルー、マスタードイエローなどというカラフルな色もあって興味を惹かれた。

 試着してみるとかなり細い。筆者の場合、ウエスト82センチを選ぶと太ももがなんとか入ったので定価1900円(税抜)だったこともあり、明るいグリーンのパンツを購入した。

 西友のプライベートブランドの洋服を買ったのは初めてである。

 これとユニクロと無印良品でもパンツを試着してみた。全般的に細身になっているし、細身の品番数が増えたように感じた。概してメンズカジュアルパンツは大衆向け低価格ブランドまでが細身シルエットになっており、ユニクロが昨年春から発売したレギンスジーンズに代表されるように、細身パンツのトレンドが大衆ゾーンにまで下ってきたといえる。

 メンズカジュアルパンツのトレンドは、G.T.Aやインコテックス、PTなどのイタリアブランドがここ数シーズンけん引している。それらのブランドが打ち出すチノパンやカジュアルスラックスがすべからく細身なのである。本来、メンズのカジュアルパンツというジャンルの一角を必ずジーンズが占めてきたが、ご存じのとおり、ジーンズというアイテムはここ数年、非トレンド化している。そのため、今回はジーンズを除外して考える。しかし、そのジーンズも男女ともに人気のシルエットはスキニーであり、テーパード(腰回りから太ももにかけてはスキニーよりゆったりしており、裾が細くなるシルエット)であるから、細身人気という点においては、カジュアルスラックスやチノパンと同じ傾向だといえる。

 さて、購入した西友のグリーンのチノパンを他の手持ちのチノパンと比較してみる。筆者は高い洋服は買わない(買えない)が、枚数は結構所有している。そのコレクション(笑)の中から、ユニクロのビンテージチノパンと、ライトオンのプライベートブランド「バックナンバー」のチノパンを選んでみた。

西友のチノパン(写真左)、ユニクロのチノパン(中央)、ライトオンの「バックナンバー」チノパン(右)

 ちなみに、ユニクロのビンテージチノパンは2011年秋冬モデル、ライトオンの「バックナンバー」チノパンは2012年秋冬モデルである。

 結論からいうと西友のチノパンがダントツの細身シルエットであった。裾幅が18センチである。通常の裾幅は20センチ以上あるので、その細さがわかるだろう。よほどの特殊なデザインでない限り、裾幅の細さに比例して太ももやヒップ回りも細くなる。太もも回りの「ワタリ」は24センチ程度だった。

 ユニクロのビンテージチノパン2011秋冬モデルは裾幅20センチ、ライトオンのバックナンバーチノパンの2011秋冬モデルは裾幅21センチだった。しかし、ワタリは反対で、ユニクロのビンテージチノパンは25センチ、ライトオンのバックナンバーは24センチとなっており、ユニクロはゆったりとした太ももから裾にかけて急激に細くなっており、ライトオンのバックナンバーは太ももと裾幅の差があまりなく、ストレートに近いシルエットだということができる。

 念のため、手元の巻尺で計測したので誤差が生じているだろうということをお断りしておきたい。

 またついでに、昨年夏に購入した「センス・オブ・プレイス バイ アーバンリサーチ」のチノパンも計測してみた。裾幅は20センチ、ワタリは23センチくらいであり、細身のストレートシルエットだといえる。

コメント6

「「糸へん」小耳早耳」のバックナンバー

一覧

「チノパンは細ければ細いほど良い?」の著者

南 充浩

南 充浩(みなみ・みつひろ)

フリーライター、広報アドバイザー

1970年生まれ。洋服店店長を経て繊維業界紙に記者として入社。その後、編集プロダクションや展示会主催業者などを経て独立。業界紙やウェブなどに記事を書きつつ、生地製造産地の広報を請け負う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誰もやらない領域を根気強く続けられるかが成功の秘訣。

田坂 正樹 ピーバンドットコム社長