• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

インドと中国がハーバードを席巻

タタホールと趙朱木蘭中心が示すもの

2014年6月13日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今年2月、ハーバードビジネススクールを取材で訪れた際、キャンパスを日本人留学生に案内してもらった。ベイカーライブラリーなど美しい歴史的建造物が並ぶキャンパスを散策していると、ひときわ目立つガラス張りのビルが目に入ってきた。

インドの財閥タタグループが寄贈したタタホール(c)Anton Grass/Esto

タタ前会長が50億円の寄付

 あまりにも異彩を放っているので、「あのビル、新しいですね?最近、建てられたのですか?」と聞いてみると、「タタホールと言います。インドの財閥、タタグループから寄贈されたビルです。昨年末、完成したばかりで、エグゼクティブ教育の施設として活用されるようですよ」とのことだった。

 中には入らなかったが、近くまで行ってのぞいてみると、1階部分はかなり天井が高く、置いてある家具などもモダンな感じだ。ハーバードのキャンパスの中でもここだけ別世界のようだ。

 タタホールは、2013年12月に完成したハーバードビジネススクールのエグゼクティブ教育施設だ。7階建のビルには、2つの教室、179の宿泊室、3つのコミュニティスペースがある。この施設を拠点に、年間1万人のエグゼクティブに、様々な講座を提供することになるという。

 タタホールは、その名が示すとおり、インドのタタグループが寄贈したビルだ。タタグループのラタン・タタ前会長が、1975年、ハーバードの上級マネジメントプログラム(Advanced Management Program=AMP)を受講し、感銘を受けたことから、5000万ドル(約50億円)もの寄付を申し出たのだという。

AMPプログラムとは?

 タタ前会長が参加したAMPプログラムは、世界中のシニアエグゼクティブが、およそ2カ月間にわたって、同じ施設に寝泊まりし、リーダーシップとマネジメントを学ぶ特別講座だ。MBAのような学位を取得するプログラムではないが、修了後は、ハーバードビジネススクールの一員として認められ、様々な恩恵を受けることができる。

 参加者は、将来のCEO候補として嘱望されている40代ぐらいの人が多いという。日本からも、三菱商事、三井物産など、大手企業から幹部が派遣されている。

コメント0

「ハーバードのリーダーシップの授業」のバックナンバー

一覧

「インドと中国がハーバードを席巻」の著者

佐藤 智恵

佐藤 智恵(さとう・ちえ)

作家/コラムニスト/コンサルタント

1992年東京大学教養学部卒。NHKにて番組ディレクターを務めた後、2000年1月米コロンビア大学経営大学院留学、翌年5月MBA取得。ボストンコンサルティング、外資系テレビ局などを経て2012年独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

富士山を目標にする人はいつか富士山には登れるでしょうが、エベレストには登れない。

澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長