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百貨店のシェアって、たった5%しかないんですよ

三越伊勢丹ホールディングス社長・大西 洋さん(1)

2014年6月13日(金)

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川島:「ダサい社長が日本をつぶす」、ご登場いただきありがとうございます。

大西:凄いタイトルですね。私で、大丈夫ですか?

川島:大西さんがダサかったら、日本の社長の大半がダサいことになっちゃいますから大丈夫! 

大西:よかった(笑)

大西 洋(おおにし・ひろし)
三越伊勢丹ホールディングス社長
1955年東京都生まれ。 79年慶応義塾大学商学部卒業後、伊勢丹(現・三越伊勢丹)入社。紳士統括部長などを経て、2008年三越常務執行役員、伊勢丹常務執行役員。09年伊勢丹社長。11年三越伊勢丹社長。12年2月より現職。(写真:村田和聡、以下同)

川島:三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長に就任されて、たった2年で大西さん、ものすごい変化をもたらしました。まず、2014年3月期は、連結営業利益が約30%増え、346億円というニュースを目にしました。売上高も利益も史上最高でまさに絶好調ですね。

大西:ありがとうございます。

川島:数字の面だけでなく、お店のかたちも変わりました。三越と伊勢丹という毛色の異なる百貨店の合併から始まり、2012年の伊勢丹新宿本店(以下、新宿伊勢丹)を大改装し、日本橋三越本店(以下、日本橋三越)のリニューアル計画も進んでいます。百貨店、というと斜陽産業、というイメージで語られがちですが、これだけ大きな成果をなぜ短期間で出せたのか? 今日は「大西マジック」について教えてください。

大西:わかりました。まず、最初に言っておきましょう。川島さん、いま、百貨店が斜陽産業、っておっしゃいましたよね?

斜陽の現実を受けとめる

川島:すみません(苦笑)

大西:いえいえ、本当なんです。だって今、百貨店が小売業界に占める売り上げのシェアってどのくらいだと思いますか? たった5%なんですよ。

川島:5%!

大西:そう、かつての花形の面影はなく、まさに「斜陽」なんですよ。みんなが思っているより、むしろ激しく。

川島:苦戦しているというイメージはありましたが、そこまでシェアを落としているとは……。街中を歩くと、まだまだ百貨店だって頑張っているというイメージが一方であったのですが。

大西:小売りの業態は、ものすごく多様化しました。業態区分はもはや体をなさないほどです。都市部では、百貨店もあれば、専門店ビルもあれば、駅上の商業施設もあります。郊外にいけば、かつては大型スーパーしかなかったところに、いまやイオングループを筆頭に巨大で豪華なショッピングモールが展開されています。コンビニエンスストアまでがお中元やお歳暮などのギフトを扱い、おせち料理まで売るようになりました。これ、昔はぜんぶ百貨店が担っていた仕事だったんですよ。百貨店のシェアが減るのは当然なんです。

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「百貨店のシェアって、たった5%しかないんですよ」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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