• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

20代女子たちが変えた新宿伊勢丹の秘密

三越伊勢丹ホールディングス社長・大西 洋さん(3)

2014年6月27日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

川島:いまインターネットでは、新宿伊勢丹を舞台に店頭の販売員や社員が歌って踊っている「ISETAN TAN TAN」のCMが、物凄い話題になっています。

大西 洋(おおにし・ひろし)
三越伊勢丹ホールディングス社長
1955年東京都生まれ。 79年慶応義塾大学商学部卒業後、伊勢丹(現・三越伊勢丹)入社。紳士統括部長などを経て、2008年三越常務執行役員、伊勢丹常務執行役員。09年伊勢丹社長。11年三越伊勢丹社長。12年2月より現職。(写真:村田和聡、以下同)

大西:ご覧になっていただけましたか。矢野顕子さんの歌に合わせて、地方や海外の社員も含め、伊勢丹の各店舗に勤める人たちみんなが歌って踊るCMをつくりました。

川島:ミュージカル仕立てのあのコマーシャル。けっこう長いのに思わず最後まで見ちゃいます。なんというか、ディズニーランドとかアミューズメントパークと同じ香りがする。しかもハードである百貨店と、ソフトである販売員たちが一体となって、「いらっしゃい」と見る側をいざなっている。あれを拝見すると、「わざわざ」行きたくなりますね。もしかするとあのCMのイメージ、大西さんの目指す「かっこいい百貨店」のひとつの理想型、じゃないんですか?

大西:わかりますか(笑)

勝手に分けて満足していた

川島:あのCM、すごく楽しいのですが、私のような80年代入社世代からすると、なつかしさも感じました。なんというか、百貨店が元気な時代の空気が伝わってくるというか。ああ、50代もお客さんとして見捨てられてないな、というか(笑)

大西:なにをおっしゃいますか(笑)。実は、昨年の改装後の新宿伊勢丹の2階、客層がぐんと広がったんです。新宿伊勢丹の2階といえば、20代の女性がターゲット、というイメージがあったかと思います。お客様にも当社の中にも。それが、リニューアル後に訪れるお客様の層を分析すると20代から50代までが均等に分散している。60代の団塊世代の方々もかなり訪れている。

川島:一見すると、2階は森田恭通さんが手がけられたかなり斬新なイメージが伝わってくるフロアになりましたよね。むしろこれまで以上に若い方向けの売り場なのかな、と思っていたら違うんですね。

大西:と、思うじゃないですか。ところがデータを見ると逆なんですよ。結局、これまでの売り場というのは、私たち小売側が、お客様を単純に年代別で分けて満足していたんですね。

川島:たしかにどこの百貨店も1階に化粧品があって、2階がヤングで、3階がヤングミセスで、と同じようにフロア展開をしてきました。百貨店の「何階に何がある」って、ある意味で無意識のうちに消費者の側も刷り込まれています。

コメント1

「「ダサい社長」が日本をつぶす!」のバックナンバー

一覧

「20代女子たちが変えた新宿伊勢丹の秘密」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長