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ユーミンの“輝き”は、いまどうなっているのか?

2014年6月24日(火)

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 今回は、ユーミンこと松任谷由実について語ってみます。

 といっても、私自身、全アルバムは所有しているものの、どの曲がどのアルバムに入っていたか、すべてを思い出せるほど熱心なファンではありません(すみません)。ベテランのアーティストについて、その程度のコラムニストに語られる事は私だって良い気分じゃないので(笑)、ここでは、あくまでも私が生業としているセールス分析の部分に集中して見ていきます。

 ちなみに、好んでよく聴いたアルバムは「紅雀」「DA・DI・DA」「A GIRL IN SUMMER」、そして最新の「POP CLASSICO」あたりです。彼女のミリオンヒット連発の時期(1989年度~1996年度)は、興味のなさそうな人まで強迫観念に駆られたように買っていた(これこそがまさにメガヒット作品なのですが)事に対し、ちょっと引いてしまっていて、何枚かは00年代に入ってから買い揃えたような不届き者です。ひとつお手柔らかにお願いいたします(笑)。

ユーミンは再び輝き始めた?

 さて、そのユーミンですが、周りの同年代からも「ここ1、2年のLIVEはチケットがなかなか取れない!」という話をよく聞きます。また、実際にLIVEに行った人の話を聞くと、「以前のような輝きが戻っていて、なおかつ物凄く努力している感じが分かって、メッチャ良かった!」なんて声が大半です。

 そう教えてくれる人は、きまって「今のアルバム(「POP CLASSICO」)は、大ヒットしてるんでしょ?50万枚くらい?」みたいに尋ねてくるのですが、私が「いや、12万枚弱(オリコン調べ、以下同じ)だよ」と答えると物凄く意外な顔をされてしまいます。

 彼らの中では、かつての売れていた時のイメージがあるようです。確かに、12年末に発表された40周年ベスト「日本の恋と、ユーミンと。」は累計84万枚以上売れ、今なお毎月数千枚ずつ売り伸ばしていること(同じ年に発売された桑田佳祐のベスト盤「I LOVE YOU」が80万枚、EXILEのベスト盤「EXILE BEST HITS」72万枚ということを考えると、いかに大ヒットしているかが分かります)や、13年にはこれまた大ヒットしたスタジオジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」がiTunesやレコチョクなど各ダウンロードサイトで、40年も前の音源にもかかわらず1位になったことで話題になったので、「今時ミリオンヒットは難しいとしても、50万枚くらいは売れているのでは」と、そんな風に思う。これは当然かもしれません。

 とはいえ、ユーミンが再注目されていることは間違いないし、「なんだ、11万枚ちょっとか…」なんてガッカリされて終わるのもシャクなので、彼女のセールスを冷静に分析してみたいと思いました。

 分析対象とするのは、映画「私をスキーに連れてって」あたりでセールスが伸び始めた88年度(発売は87年末ですが、オリコン年間としては88年度となります。以下、同じ)の「ダイアモンドダストが消えぬまに」以降のオリジナルアルバム20作とします。

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「ユーミンの“輝き”は、いまどうなっているのか?」の著者

つのはず誠

つのはず誠(つのはず・まこと)

音楽チャートアナリスト

京都大学大学院理学研究科から三菱化学に入社。97年に趣味を仕事に活かそうと音楽系広告代理店に転職、05年10月に独立しT2U音楽研究所を設立、音楽市場分析、企画CDの監修、選曲、記事執筆を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官