• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

必然だったコートジボワール戦の敗北

新たに浮かび上がった日本の左サイドの攻守の問題

2014年6月19日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

コートジボアール戦の後半、ボニーに同点ゴールを決められる。喜ぶボニーとドログバ。うなだれる内田と川島(写真:ロイター/アフロ)

 アメリカでの強化試合で上昇気流を掴めず満身創痍でブラジルに乗り込んだザックジャパンは、ワールドカップ初戦でアフリカの強豪コートジボワールと対戦した。

 注目された先発メンバーには、中盤のダブルボランチには長谷部がなんとか間に合い、その相方には遠藤ではなく山口蛍を、さらにセンターバックには今野ではなく森重を起用した。中盤の守備を強固にし、ディフェンスラインにも高さを加え失点のリスクを回避するために守備を強固にした印象を受けた。

 一方で、ワントップには大迫を起用し前線でボールを落ち着かせ攻撃の起点を作ろうと試みた。復調を期待された本田の鮮やかなゴールで前半の早い時間で先制するも、後半のドログバ投入で攻撃に厚みを加えたコートジボワールに立て続けに2点を奪われ逆転を許すと、最後まで日本らしいパスサッカーは影を潜めて、初戦で勝ち点を得ることはできなかった。

 試合後のインタビューでも「日本らしいサッカーができなかった」というコメントが多くの選手から聞かれた。同じようなボールポゼションからのパスサッカーを高いレベルで表現するスペインがオランダに大敗した映像が選手の脳裏にどれほど残っていたのかわからないが、身体能力で日本を遥かに上回るコートジボワールを過剰に意識し、自分たちのスタイルを見失っていたことは確かである。

 仮想コートジボワールで挑んだ直前のザンビアとの強化試合とは様子が一転し、躍動感のないザックジャパンに対して誰もが何かがおかしいと感じただろう。強化試合や地域予選とは異なりワールドカップ本番では計り知れないプレッシャーと、独特の雰囲気があるに違いない。

 ピッチに立つ数名の選手はもちろんのこと、ザッケローニもワールドカップの舞台は初めて。その初戦、加えて本調子ではない選手たちを指揮して、本来の攻撃サッカーを展開することができなかったのではないだろうか。

コメント6件コメント/レビュー

勝ちに不思議の勝ちあり。ギリシャ戦の勝ち方が見えました。審判のジャッジが味方となりセットプレーを得ることからの得点です。カギはG前からのセットプレーとなります。PKで勝てれば最高です。これでギリシャは突破できます。堅守を崩すには「誘う」ことですね。見ていてください。きっとこの通りになりますよ。(2014/06/19)

「「ビッグデータ」で読み解く現代サッカーの神髄」のバックナンバー

一覧

「必然だったコートジボワール戦の敗北」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

勝ちに不思議の勝ちあり。ギリシャ戦の勝ち方が見えました。審判のジャッジが味方となりセットプレーを得ることからの得点です。カギはG前からのセットプレーとなります。PKで勝てれば最高です。これでギリシャは突破できます。堅守を崩すには「誘う」ことですね。見ていてください。きっとこの通りになりますよ。(2014/06/19)

負けに不思議の負けなし、ですが勝ちには不思議の勝ちがあります。データでは敗因はわかりますが、勝因を導き出すのは難しい。ここは不思議の勝ちを狙っていくべき。神風を吹かせましょう。・・・要は、これは極論ですが、決定力のあるシュートをよく多く打てたほうが勝つ確率が高くなるということ。火を見るより明らかで単純でいいと思う。ギリシャ側も必勝の構え。引き分けでは共倒れ。そこに勝機があると思います。(2014/06/19)

うーん。ビッグデータを見るまでもなく始めから格上であることは分かっているのだから。スピードも正確さもパワーも。日本らしい戦いをしたら勝てるとよく言うが、100%の実力通しの対決では勝つ確率は低いのだから120%の実力を出すにはどうするか?相手の実力を出させないにはどうするか?でしょ。選手も評論家もサポーターも上から目線なのか。しかも選手はその評価を間に受けているのか慢心して動くことすらしないって。そりゃ勝てないでしょ。(2014/06/19)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

すきま時間を活用できることに気づいた消費者は、時間価値をかつてないほど意識している。

松岡 真宏 フロンティア・マネジメント代表