米国医学会が出した「衝撃のリスト」

全米8割の医師が示した無駄な医療とは

  • 室井一辰(医療経済ジャーナリスト)

米国で無駄な医療撲滅運動が拡大しているのをご存じだろうか。「Choosing Wisely」と呼ぶもので、その波は日本にとっても無関係ではいられない。全米医師の総意で不要な医療を名指しし、国民に知らせる米国初の無駄な医療撲滅運動――。その効用とは。

絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

 縁があって、この6月に『絶対に受けたくない無駄な医療』という書籍を出した。全米で進む無駄な医療撲滅の動きをまとめたもので、100の無駄な医療を挙げ、その問題点を指摘した。まだ日本では広く知られていない「Choosing Wisely」の動きをまとめた、日本で初めての本である。

 今回の連載では、この運動の持つ意味や日本の医療界にとっての意義などを、無駄な医療の内容にも触れつつ考えてみたい。


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いただいたコメントコメント38件

この記事がしている問題提起自体への異論なのか、記載している事象への異論なのか、その峻別が曖昧になったコメントが多いように思います。爪水虫に関しては、著者の意見ではなく、米国学会がそのような意見を出したということであり、著者の問題提起の信頼性を損なうものではないと考えます。また、個人が劇的に回復したから、この記述は間違いということも「効かないは言いすぎ」程度のことだと感じました。日本の医療費財政は破綻している状況だと思います。それに対してどのようなことを考えるべきなのか、するべきなのかを議論する土台としては良い記事だと思います。(2014/07/02)

たいしたことないないようなんだから、ちょこまかと区切らずに・・・。よみずらい。(2014/07/02)

医療費削減に最も効果的なのは、尊厳死の法制化だ。もはや年金・医療費の危機的状況は感傷論の存在を許さないレベルである以上、医者の責任回避のみを理由とした「チューブ漬け終末医療」は即時全廃しなければならない。(2014/07/01)

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