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スマホに学んだダイハツの「コペン」

安い材料を使いこなしボディーパネルを樹脂化

2014年7月1日(火)

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ダイハツ工業が発売した軽オープンスポーツカー「コペン」。今回発売した「コペン ローブ」(左)と2014年秋に発売を予定する「コペン Xモデル(仮称)」

 ダイハツ工業が6月19日に発売した軽オープンスポーツカー「コペン」を見て、何とも懐かしい思いにとらわれた。初代コペンは2002年6月から2012年8月まで、約10年にわたって生産された人気モデル。初代の生産終了から約2年ぶりの全面改良だから懐かしい…というわけではない。

 懐かしいと思ったのは、新型コペンの最大の特徴である「着せ替えできる樹脂製ボディーパネル」のことだ。20年以上前、まだ筆者が駆け出しの記者だったころ、「新素材ブーム」というのがあり、その波に乗って創刊された「新素材の技術雑誌」の編集部に筆者は所属していた。そして、新素材の応用分野の1つとして、クルマのボディーパネルに樹脂を使うことは大きな技術課題だったのだ。

 今回のコペンでは、着せ替えできる、ということばかりがクローズアップされるが、そもそも、外板のほとんどに樹脂を採用したクルマは、国産車にはほとんどない。このこと自体がニュースになっていいはずなのに、どうもほかのメディアは関心がないようだ。

 ご存じない読者のために、コペンの着せ替えできる樹脂製ボディーパネルとはどのようなものか、ひと通り説明しておこう。普通のクルマのボディーパネルは鋼製で、同じく鋼製の車体骨格と一体化していて、ボディーパネルだけを取り外したり、交換したり、というのはできない構造になっている。

 これに対して新型コペンでは、鋼製の車体骨格だけで必要な強度を確保し、外から見えるボディーパネルには強度を負担させない構造としている。そして、ボディーパネルを骨格にボルト締めすることで、ドア以外のボディーパネルのほとんどを、交換することを可能にしているのだ。

コペンのボディーパネルのうち、交換可能な部分。ドア以外のほとんどの部分のボディーパネルが交換できる。

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「スマホに学んだダイハツの「コペン」」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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